タイム(Time) ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)

 1. プロローグ
2. トワイライト
3. ロストワールド2095
4. チケット・トゥ・ザ・ムーン
5. タイム・トラベラー
6. 孤独のスペース・シップ
7. さらばロンリー・レイン
8. エンド・オブ・ザ・ワールド
9. ライツ・ゴー・ダウン
10. ヒア・イズ・ザ・ニュース
11. 21世紀の男
12. ホールド・オン・タイト
13. エピローグ
14. バウンサー
15. ホエン・タイム・ストゥッド・スティル
16. ジュリー・ドント・リヴ・ヒア

ELOのアルバム「タイム(Time)」は1981年にリリースされました。
前作が確か「ディスカバリー(Discovery)」で、ELOの人気が絶頂期にリリースされたアルバムであったと記憶しています。
さて、「タイム」のアルバムは当時、プログレシヴ・ロックでよく見受けられたアルバム全体にテーマも持たせた
コンセプトアルバムとなっており、全曲がバンドの要、ジェフ・リンが作詞・作曲・プロデュースを担当しています。
これまでのELOの代名詞でもあったストリングスやオーケストラサウンドを大幅に排除し、シンセサイザー中心の完全な
ポップ・サウンドに変貌しました!このサウンドの変化に対しては、当時、賛否両論だったと記憶しています。
エレクトリックポップ的な要素を強めたポップな楽曲が多く、その中の1曲「トワイライト」もその例にもれず、エレクトリック
ポップそのものの爽快で、心地よいサウンドに仕上がっています。後にこの「トワイライト」は2005年、フジテレビ系の
ドラマ「電車男」の主題歌として再び脚光を浴びることになりました。キャッチーでポップなメロとサウンドは今、聴きなおすと
かえって新鮮です。当時、ロックは反体制の音楽という面があり、ELOのようなポップでキャッチーでロックを純粋に音楽
として楽しもうというコンセプトのバンドには不遇の時代だったのかも知れません。「商業主義」と揶揄されたELOでしたが
煌びやかでキャッチーでロックをポップ・サウンドまで昇華させたその音楽性はもっと高く評価されても良かったと思います。

トワイライト ELO エレクトリック・ポップサウンド! | Toy-Music-Blog

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