マーティンHD-28モデルの魅力

寿です。

今、引っ越しの最中ですが
やっとトランクルームに預けていたギター達の日の目をみる事ができそうです。

MartinHD28

福岡にいたときは一軒家だったので
ギターを置くスペースも十分ありました。

学生時代から持っていたギターはなんと
14本にも

仕事の転勤で東京(千葉)に引っ越して来てからは
14本ものギターを置く場所も無くトランクルームに預けていた次第です。

そして、この1本マーティンHD-28

マーティンンのHD-28の鳴りの秘密

実はこのマーティンンのD-28は、普通のD28とちょっと違っていて
HD28と呼ばれるギターです。

デザイン上一見してわかるのが
トップ(表板)の周囲に、ヘリンボーン(イワシの骨)といわれる組木細工の装飾ついているところです。

ヘリンボーンの模様

マーティンンのD-28シリーズは、アコースティックギターの中でも銘記として知られています。
特に低音の響きと高音の軽さのバランスが良く
アコースティックギターのレコーディングなどでは引っ張りだこのギターですね。

そして、僕が感じたのはHD28はD28よりも軽いタッチで鳴るギターです。

その、鳴る秘密はHD28の構造にあるようです。
HD28の内部はブレース(トップの裏側の力木)が、細く削られた
スキャロップトブレーシングになってて
HD28はレギュラーのD-28より、新品からよく鳴る構造をしています。

楽器店で弾いた感じでは
軽く弾いてもHD28が低音が響き、高音がきらびやかな感じがしました。

特徴は軽く弾いたときの差ですね。

こちらにyoutubeで比較したものがあります。

Martin D28 vs HD28 – Which is the best acoustic guitar?

Martin HD-28V

また、HD28をビンテージ仕様にしたHD-28Vというギターもあります。

HD-28VのVはVネックのネック形状をしていることをさします。

HD-28と比較して内部構造のブレーシングはスキャロップトの交わる場所が
サウンドホール寄りになっています。

この方式はD28やHD-28よりもさらに繊細な音を出す事ができるようです。

しかし、Martin社の初期に生産していたギターはこのような仕様のものがありましたが
太い弦を張ったときの強度に欠けるようで

ミディアム以上の太い鉄弦への強度対応のため、響きを犠牲にして後ろに下げるようなったそうです。

HD-28Vはビンテージ仕様の復活で
HD-28よりも更に繊細な音が出せるようです。

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