筆者はDAWのツールとしてこれまでSONARシリーズをバージョンアップを繰り返し10年以上使ってきました。現在使用のバージョンはSONAR X1です。

そして、、、ついに・・・迷ったあげくにSONAR X3へバージョンアップ致しました。
今後は筆者の作品はSONAR X3での制作がしばらく続きます。
今回は「何故、SONARX3へバージョンアップしたのか!?」その顛末を記してみます。

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オプコードのトラウマが、、、

ご存じの方も多いかと思いますが、ギブソン社がCakewalk買収、現在は国内ではTASCAMが販売を行っています。ちなみにギブソン社はTASCOM社も買収しているのだとか、、、

ギブソン社がCakwalkを買収し、SONARは今後ギブソン社が開発・販売・サポートを行うとのニュースを知って以降、筆者はあえてSONAR X1からSONAR X2へのバージョンアップを控えていました。と言いますのもギブソン社は過去にStudioVisonを提供していたオプコード社を買収し、結果、破滅させてます。そして、ナント!筆者はSONAR使用の前がこのStudioVisonのユーザーだったのです!!

なんということか!!
歴史は繰り返すのか!?

ということで、SONARをバージョンアップするべきか、、、他のDAWに乗り換えるか、、、
判断に迷うところでした、、、いや実に悩ましい問題でした、、、

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ギブソン社に期待したいが、、、。

よくよく考えれば、SONAR自体はローランドの子会社であったCakewalk社が開発を行っており、Cakewalkの営業不振により、ローランドとしては「継続的な事業拡大が難しい」という理由でのギブソン社への売却という時系列の流れです。経済の世界やビジネスの事はよく分かりませんが、DAW,DTMを長年やって来た人間としては、(オプコードを破綻させたギブソン)のトラウマが抜けきれません、、

大丈夫なのでしょうか、、、

正直、SONARがStudioVisonの二の舞にならねば良いのですが、でもまあ、先のことを考えてもどうにかなるわけじゃなしで、現行の機能その他を鑑みた上でバージョンアップを検討することになったという次第です。

では何故SONAR X3へバージョンアップしたのか!?

1.SONAR X2で操作性がアップ(MIDI編集機能のUP!)しておりそれを継承している。
2.プラグインの更なる充実。
※ドラム音源、Addictive Drumsの追加。Nomad Factoryのエフェクトバンドル)、メロダインの追加など
3.VST3対応。
4.細かいテイク編集。

これらの点が筆者を決心させました。
この変更はやはり、Pro Toolsを意識しているとしか言いようがありません。
それからクラウドサービスやYouTubeへのアップロード機能なども気になる追加機能です。

長年使ってきたので、操作も慣れているという点もあります。
「SONARはオリジナリティは全くゼロだけど、他のDAWの人気機能をパクってるから使い勝手はイイよね。」
みたいな意見も実際あるワケで、操作性に関しては結構、誰もが認めるDAWではあるんです。
以上を鑑みた上で今回SONAR X1 から SONAR X3 へのバージョンアップを決心した次第です。

Mac VS Windows!?

結局、ここに行きついてしまうのはDAWでも例外ではありません。
アメリカでは8割がマックばかりという話もありますが、世界的にはWindowsが市場の多くを握ってるワケでだからこそDigital PerformerもWindowsに参入してますし、Pro Toolsも同様ですしね。それにギブソン社がオプコードを買収、破綻させた時とWeb環境、DAWの環境も大きく変わってるワケですし、ギブソン社も同じ轍は踏まないと期待している筆者であります。

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