Part2 【クロスロード ギターソロ】エリック・クラプトンアドリブ奏法マイナー&メジャーペンタ
- 2014/1/2
- 05 ギター
- エリック・クラプトン
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寿です。
Part2 は【クロスロード ギターソロ】に挑戦です!
エリック・クラプトンアドリブ奏法を学ぶなら「クロスロード」の間奏のアドリブ!
アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」のPart2今日はギターソロについて
例によって臨場感あふれる手書き(笑)と音源が出て来ますのでよろしくお願いします。
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Part1 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」コードとリフはこちら
Part3 はメジャーペンタをアドリブに活かす
Part3 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」コードとスケール
エリック・クラプトンの影響
70年代にギターを弾き始めたロックギタリストたるものエリック・クラプトンの影響を受けた事が無い方は皆無といっていいのでは、仮に直接エリック・クラプトンの影響を受けてなくても70年代の後半に出て来たスーパーギタリストVanHalenやTOTOのスティーブ・ルカサーもインタビューで自ら語っているようにエリック・クラプトンの影響を色濃く受けています。
日本でもCharは17歳でエリック・クラプトン奏法という本を出したくらいなのでエリック・クラプトンには絶大な影響を受けています。
こちらはCharの弾く「クロスロード」ワンコーラスのソロまで完全コピーですね。
実はエリック・クラプトンの「クロスロード」この後に後半もの凄いソロがあるのですがその部分はカットしてあります。
こちらは僕が2年前に弾いた「クロスロード」
一発で録りでソロを思い出せなくて。。。(汗)途中からでアドリブ弾いています。
ソロはCharの弾いたものと1コーラスは同じですが、2コーラス目からは全てアドリブで弾いています。
オケはリズムマシンにギターの音でオクターブ下げたベースのルートのみですので、ギターもこんどちゃんと取り直そうかと思っています。
ギターを弾きはじた頃に影響を受けたギタリストはクラプトンとジェフ・ベック
当時は楽譜がなかったのでレコードをカセットに録って何度も聞いて耳コピをしていました。
当時のBlogから
ギターを弾きはじた頃に影響を受けたギタリストはクラプトンとジェフ・ベック
当時は楽譜がなかったのでレコードをカセットに録って何度も聞いて耳コピをしていました。このCross Roads という曲も
当時、高校生の時?耳コピした曲ですがずいぶん忘れいていました。。。。
リフとメロデイの後のソロはコピー
後半はアドリブで弾いていますので自分のノリで弾けていますが
前半は少し思い出しながら((~_~;)。。。。。
まあ、アドリブの手法を覚えるといざという時にも何とかなるという例で。。。。(笑)
コードはA7 D7 E7のメジャー7thがフラットしたドミナント7th(♭7)を使っています。
アドリブを弾く時にこのドミナント7th(♭7)の使い方をうまく取り入れるといいと思います。
エリック・クラプトン奏法「クロスロード」の耳コピ
アドリブに活かせる「クロスロード」ギターソロ
では耳コピーとアドリブ方法を少しづつ解説してゆきます。
まずはコード呼び名ですが
トニックコード サブドミナントコード ドミナントコードを覚えよう
- ・ルートのコードの事を トニックコード A7
- ・ルートの4度上を サブドミナントコード D7
- ・ルートの5度上を ドミナントコード E7
(それ以外にもありますがまずはこの3コードでの呼び名を覚えてくださ
Part1でも書いたようにエリック・クラプトンの「クロスロード」はキーAの12小節のブルース進行
おさらいになりますが、
エリック・クラプトンの「クロスロード」 のコード進行をまとめると
イントロ とギターソロの部分
- 1段目 トニックコード A7が4小節続いて
- 2段目 サブドミナントコードD7が2小節 トニックコード A7が2小節
- 3段目 ドミナントE7が1小節 サブドミナントD7が1小節 トニックA7が1小節 ドミナントE7が1小節
ブルースでは最後の2小節を(トニックA7が1小節 ドミナントE7が1小節)ターンアラウンドと呼ばれるお決まりの常套句的なフレーズでしめくくりまた頭につなげます。
まずは、エリック・クラプトンの「クロスロード」コピーのヒントを
まず、基本となるのはこちら、マイナーペンタトニックスケール
ブルースの場合メジャー系のA7でもAマイナーペンタトニックスケールが使えます。
Aマイナーペンタトニックスケールの基本形は2つ
- 6弦5フレットからスタートする6弦ルート
- 5弦12フレットからスタートする5弦ルートがあります。
むしろ、メジャーペンタトニックスケールの方が使い方が難しいので、初心者の方はまずAマイナーペンタだけで弾ける事を目指してください。
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Part3 はメジャーペンタをアドリブに活かす
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必須!!エリック・クラプトンアドリブ奏法「クロスロード」コピー
マイナーペンタトニックスケールは
ルート ♭3度 4度 5度 ♭7度の5つの音で構成されています。
Aマイナーペンタトニックスケールだと
ルート「A」 ♭3度「C」 4度「D」 5度「E」 ♭7度「G」となります。
(上の図に書いている数字は上記の度数を書いていますので確認してみてください)
ブルースではAキーの場合A7 D7 E7全てでこのAマイナーペンタトニックスケールが使えるので覚えておくと大変便利です。
6弦ルートでも5弦ルートでもとにかくならせば音は、あいますのでちょっとやってみるものいいと思います。
Aマイナーペンタ拡張ポジション
そして、拡張ポジションを覚えてください。
クロスロードは全体の80%くらいをこのマイナーペンタトニックスケールを使って演奏しています。
この拡張ポジションを使って耳コピしてみて下さい最初の間奏の80%くらいは弾けてしまいます。
拡張ポジション6弦ルート(赤が拡張した音)
間奏のソロの5小節目くらいから出て来ます。
(図に書いている数字は上記の度数を書いていますので確認してみてください)
拡張ポジション5弦ルート(赤が拡張した音)
間奏のソロの2コーラス目はこちらにポジションが移動します。
(図に書いている数字は上記の度数を書いていますので確認してみてください)
Aメジャーペンタトニックとはエリック・クラプトン奏法
そして、もう1つエリック・クラプトン奏法「クロスロード」
Aのキーで使えるスケールが Aメジャーペンタトニックスケール
メジャーペンタトニックスケールは「四 七(ヨナヌキ)」4度と7度を除いたドレミファソラシドです。
Cメジャーペンタトニックスケールならば4度と7度を除いたドレミソラドです。
クロスロードのAメジャーペンタトニックスケールならば
ルート「A」 2度「B」 3度「C♯」 5度「E」 6度「F♯」となります。
メジャーペンタトニックのアドリブでの使い方ちょっと難しい所があるので、まずはエリック・クラプトンの「クロスロード」で使うメジャーペンタのポジションを載せておきます。
これは最初の間奏のはじめの4小節のA7のコードで使われているメジャーペンタトニックのポジションです。
赤の音メジャー3度の音「C♯」は次のアドリブパートで解説します。
マイナーペンタで使うメジャー3度の音
もう1つ
イントロの11小節目と間奏の11小節目、ターンラウンドにはいるところでAマイナーペンタトニックに加えて
メジャー3度の音「C♯」音がCからハンマリングオンで加えられていて単調になりがちなマイナーペンタにブルージーな感じを加えています。
赤の音メジャー3度の音「C♯」は次のアドリブパートで解説します。
メジャー3度の音「C♯」この音が使える理由は次回Part3「アドリブ」に活かすで説明しますのでまずは、この音を加えて耳でコピーしてみる事をおススメします。
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コメント
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2014年 3月 02日
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2014年 6月 13日
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2014年 7月 29日
今から45年前に聴いたクロスロードが忘れられなくて再現しました。
https://www.youtube.com/watch?v=Xs3rOTo0o5c&list=UUQ1MRA3XKQgZX7McYXmvpDw
寿です
IRORIさん
素晴らしいMIDI演奏ありがとうございます。
ギター・ソロ素晴らしいです。
特に難解な2ndソロ感激ですMIDIでここ迄できるんです。
また、バッキングでは特にギター・ソロ部分のベースがかっこいい!!
可能ならこのサイトに掲載させていただけませんか?
藤田伊織さん
寿です。
クラッシックのMIDIサイトをお持ちなんですね!!
素晴らしい!!!