Part1 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」コードとリフ
- 2014/1/1
- 05 ギター
- エリック・クラプトン
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3日連続でクラプトン奏法クロスロードの弾き方をご紹介
クロスロード ギター 難易度は高いのですが【特に後半のソロ】今回はコード進行と前半のソロをマスタースべく進めてゆきたいと思います。
初日はクロス ロードのコード進行について
あけましておめでとうございます。
東京の管理人 寿です。
昨年末に長崎の『Shun』さんと音楽好きが集まれるサイトToy-Musicという音楽サイトを立ち上げました。是方博邦さんの公式HPもToy-Musicからの情報発信となり
1ヶ月で1万アクセスを超える、盛況となりました。
本当にありがとうごじました。
コンテンツに関しましては立ち上げたばかりでまだまだですが、順次、楽しめる・参加できるコーナーを企画しておりますので
また。本年もよろしくお願い申し上げます。
エリック・クラプトンのギター奏法 エリック・クラプトンの来日
今年の2月にエリック・クラプトンの来日
そして最後の日本公演
さて、今年のはじめは何にしようか?
考えたところ、ジェフ・ベックの記事は沢山書きましたが、意外とエリック・クラプトンに関してはあまり書いてないなと。。。いうことで、今年の来日もあり今年のスタートはエリック・クラプトンに関して書いてみようかと思います。
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Part2 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」ギターソロはこちら
Part3 はメジャーペンタをアドリブに活かす
Part3 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」コードとスケール
エリック・クラプトンの経歴の中ではヤードバース、クリーム、デレクアンド・ドミノス、ソロ、アンプラグド、ブルース、JAZZなどなど、書く事も沢山あってこまりますが、ギターという観点からクリームの時代の代表曲「クロスロード」について書いてみたいと思います。
エリック・クラプトン奏法「クロスロード」の原曲ロバート・ジョンソン
「クロスロード」は原曲は伝説のギタリスト
『Robert Johnson(ロバート・ジョンソン)』の曲で『ミシシッピ・デルタ ブルース)』とよばれているアコースティックギターをメインにボトルネックで弾かれています。
『四辻ブルース CROSS ROAD BLUES』
クラプトンのものと歌詞こそ同じですがキーもリズムも違います。
これはエリック・クラプトンが出したロバート・ジョンソンのカバーアルバム
ミー&Mr.ジョンソンの通りエリック・クラプトンがロバート・ジョンソンからどれくらい影響を受けたがわかるアルバムです。エリック・クラプトンのルーツを探るならぜひ持っていたい1枚ですね。
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エリック・クラプトンのクリームの時代の「クロスロード」
耳コピーとコード理論|エリック・クラプトン奏法「クロスロード」
さてさて、クリームの時代の代表曲「クロスロード」についてですが、
やはりTAB譜を見て覚えるよりニュアンスを耳で聞いてコピーするのが上達の近道です。
また、TAB譜や耳コピから習得したものをアドリブに活かそうとするとある程度の理論的なものを知っておく必要があります。
コードの構成音やスケールの理論がそうですが、逆にこれを知れば、使っている音がほとんど予想できて耳コピーが相当楽になりますので知って何も損は無いですね。
今回は
コードの構成音について中心に書いてみました。
ポイントはドミナントセブンスコードの構成音をはっきり度数で覚える事です。
そして耳コピーのヒントもこちらに書いておきますので参考に自分の耳でがんばってみてください。
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Part1はクロスロードで使うコードとその構成音からなるリフ
Part1 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」コードとリフ
Part2はマイナー&メジャーペンタを使ったクロスロードのコピー
Part2 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」ギターソロ
Part3 はメジャーペンタをアドリブに活かす
Part3 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」コードとスケール
耳コピーの音源はこちらのアルバムのバージョン
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エリック・クラプトンの「クロスロード」はキーがAの
典型的な12小節のブルースに使われる3コードですが、リズムが8ビートのイーブン。つまりハネないノリのロックの8ビートでテンポもかなり早いテンポです。
キーとコード構成音、コード進行 |エリック・クラプトン奏法「クロスロード」
「クロスロード」キーとコード構成音
「クロスロード」のコード進行はキーがAの典型的な12小節のブルース
注意点はキーAで使われているコードがA7 D7 E7だという事
当たり前だと思いますが、注意点は7thはメジャー7ではなくドミナント7
つまり♭7がコード構成音の中にあるということ。
後に出ますが、アドリブソロを弾いた時、そのコードのメジャー7の音を弾くと御法度という事です!!
ドミナント7コードの構成音|エリック・クラプトン奏法「クロスロード」
ドミナント7コードの構成音は
ルート メジャー3度 5度 マイナー7から構成されています。
コードAだと
ルートの「A」 メジャー3度の「C♯」 5度の「E」 マイナー7の「G」の音が構成音
つまりこの音を使えばA7の時はアドリブでは外さない事になります。
「クロスロード」コード進行
それではコード進行に移ります
これを見ると典型的な3コードのブルースというのがわかりますね。
イントロ とギターソロの部分とコーラスでは最後の12小節目が違いますので注意が必要
「クロスロード」の印象的なリフの譜割に注意|エリック・クラプトン奏法「クロスロード」
まず、注意点がイントロから出てくるA7のコードで使われているリフ
3拍目の16分音符のシンコペーションがいい加減にならないようにちゃんとリズムを正しくとることが重要です。最初の2小節はシンコペーションの所をプリング・オフを使ってなめらかにつないでますが、
後半はピッキングしています。
ピッキングの注意点は8分音符をダウンで弾く時、16分のリズムでとらないと3小節目の16部音符のシンコペーションがうくとれないと思います。
慣れないうちは空ピックでリズムを刻んで練習するといいと思います。
リフはそのまま採譜したものを載せると著作権上まずいのでギターリフの譜割を書いておきます。
(手書きですみません、、、臨場感は出せますね(笑))
「クロスロード」クオーターチョーキングがポイント|エリック・クラプトン奏法
この譜割を元に耳でコピーしてみてください。
ヒント)
先ほど出て来たA7で使われているコード構成音+4度とマイナー3度のクオーターチョーキング
です。
5開放弦「A」(ルート音)
4弦開放弦「D」(4度) 4弦2フレット「E」(5度)
5弦3フレット「C」(♭3度)をクオーターチョーキング
最初に出てくるリフ2小節は(複音で3弦「G」(♭7)と3弦「A」(ルート)も入れています。
そしてマイナー3度(♭3度)の「C」音を軽くチョーキング(クオーターチョーキング)してブルージーに
またしても手書き。。。(汗)
図のRはA7のルート音A音 ♭3は♭3度の「C」音 4は4度の「D」音
5は5度の「E」音 ♭7は♭7度の「G」音
このクオーターチョーキングがポイントとなりますが
クオーターチョーキングとは何か?なぜマイナー3度が出てくるのか?とか、疑問に思われたらこちらを見てください。
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クオーターチョーキングの使い方
耳コピーをアドリブに活かすためには、コードとコードの構成音を把握しておく必要があります。
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Part2はマイナー&メジャーペンタを使ったクロスロードのコピー
Part2 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」ギターソロ
Part3 はメジャーペンタをアドリブに活かす
Part3 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」コードとスケール
さて、今日は元旦
アドリブに活かせるエリック・クラプトンのギター奏法 ソロについてですが、、リフとコード構成音でかなり紙面を割いてしまったので後半を別記事にしようかと思います。
クロスロード ギター 難易度は少し上がりますが頑張りましょう!
今からお正月のお祝いです〜!!
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2014年 3月 02日
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