今なお語られる70年代ロックの魅力とは。
- 2014/7/23
- 02 長崎音楽日記
- ELP, エリック・クラプトン, ケイト・ブッシュ
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長崎管理人のシュンです。
60年代にカルチャーとして確立したロックが、多様化、拡大したのが1970年代。
そして今なお、多くのフォロアーの手によって受け継がれる名曲。それはどのようなものだったのか。。。時代の代表的なアルバムをピックアップしてみました。
天使と小悪魔:ケイト・ブッシュ
日本では「恋のからさわぎ」のテーマ曲として使われていました。曲名は「嵐ヶ丘」。その独特な歌唱と個性的なヴォーカル。ピンクフロイドに見いだされたケイト・ブッシュはデビュー時から異彩を放っていました。ロックでもなければポップスでもない何とも摩訶不思議なケイト・ブッシュの世界観が衝撃的ではありました。
今回、この記事を書くためにYouTubeで検索し、初めて動くケイト・ブッシュを観ました。すごい!ケイト・ブッシュの世界観がファンタスティックです!
恐怖の頭脳改革:ELP
モーグシンセサイザーを自由自在に操りロックにシンセイサイザーをロックに本格的に導入した功績は大きい。ELPはキースエマーソンを中心に楽曲にしても変拍子を多用したり、クラシックの要素を持たせたり、実験的な曲も数多く、プログレシヴ・ロックの立役者でもあった。この恐怖の頭脳改革はELPの最高作といっても過言ではない。当時の最新機材であったモーグシンセイサイザーは、その後に続く多くのロック・アーティストに多大な影響を与えたのは間違いない。
邦題「悪の教典」この動画があるとは!!YouTubeさまさまである。^^
恋の平行線:ブロンディ
ブロンディで真っ先に連想されるのがニューヨークのメガシティである。それはボーカルで紅一点のデボ・ラハリーの魅力に負うところが大きい。ディスコ・サウンドを取り入れたエレクトロ・ポップ。デボラ・ハリーの個性的なゼンマイ仕掛けのようなダンス。よりポップス性を持たせた「ハート・オブ・グラス」は米英で共に首位を獲得し、ディスコ+エレクトロ・ロックポップのアイコンになったといえるであろう。
個人的にリメイクしたい曲です。^^/
パラノイド:ブラック・サバス
ヘヴィ・メタルの本家本元はこのブラック・サバスでしょう。セカンド・アルバムにて彼らのヘヴィ・メタルとしての地位は確立されたと言って良いでしょう。収録曲「アイアン・マン」のリフはまさにヘヴィ・メタルの様式美といった趣。
ブラック・サバスのギターリフはかなり心地よいのですが、中間部のギターソロのちょっと演歌チックというかどこか日本的な旋律に思わずニヤけてしまいました。^^
461オーシャン・プールヴァード:エリック・クラプトン
ジャマイカ発のレゲエとボブ・マーリーを世に知らしめたクラプトンの名演奏「アイ・ショット・ザ・シェリフ」の功績は大である。本アルバムも全米一位に輝いている。ちょうどクラプトンが薬物中毒を克服し、復活すると同時にクラプトン第二のピークをむかえた記念碑的アルバムでもある。レイドバックしたサウンドとそれでいてポップ感もあるというまさにこの時代を象徴するアルバムであると言える。
クラプトンの「アイ・ショット・ザ・シェリフ」もさまざまなバージョンがあるがやはりアルバム・テイクがもっとも良い!フーエルスの頃の「アイ・ショット・ザ・シェリフ」も捨てがたいがレゲェの裏ノリ感の跳ねた感じとはまた違うホワイト・レゲェのノリはやはり、この(461オーシャン・プールヴァード)の頃が一番であると筆者は思うのである。
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