スケールの摩訶不思議!!Isn’t She Lovely アドリブ Solo
今日はちょっと狐につままれたような話を!!
題してスケールの摩訶不思議
なぜ(・・;こんな事に気が付かなかったのか?です。
それでは、先日、ちょっとだけかじった
Isn’t She Lovely アドリブ Soloを題材に
こちらにバッキングがありましたのでこれをオケにするのもおすすめです。
Isn’t She Lovely のコード進行
この曲はスティビー・ワンダーの曲で
セッションなんかで、いざとう時のレパートリーにもGoodです。
まずはコード進行を
マイナーペンタとドリアンとメジャー・スケールの関係
まずはこの曲を弾こうとすると何が浮かぶかというとキーC#マイナー
ですね!!
まずは、ブルース色を強めて
■C#マイナーペンタトニックで、弾き倒してもOKです。
C#マイナーペンタトニックスケールはこちら
ピンクの◯がルートです。
・6弦ルートポジション
・5弦ルートポジションは青の→を薬指でスライドさせて弾きます。
この2つのポジションで曲に合わせて弾いてみましょう。
何度もトライして感覚を掴んで下さい。
フレットを見ずに弾けるようになったらしめたもの!!
■F#ドリアンスケールまぜる
前回、F#ドリアンスケールが使える理由はこちらに書きましたので
理由を知りたいということであれば読んでみてください。
今回は理屈抜きで弾き倒しなので
このポジションを覚えて弾いてみることもいいと思います。
慣れてきたら、C#マイナーペンタトニックとF#ドリアンスケールを切り分けて弾いてみましょう。
バリエーションが出てくるはずです。
ドリアンスケールの覚え方
上記のF#ドリアンスケールですが
青の丸がドリアン・スケールのノート(音)です。
ドリアンスケールはマイナーペンタトニック・スケールに
9thと13thを加えたスケールだと覚えて下さい。
ピンクの◯がルートの隣が9th(2度)ですので覚えやすいですよね。
ドリアンスケールは
マイナーペンタ6弦ポジション、マイナーペンタ5弦ポジションに9thと13thを加えた上記のフォームで覚えて下さい。
ところでこのF#ドリアン
よくよく見てみると、赤◯のE音から弾くとなんと!!
なんと!!「Eメジャースケールと同じではないですか」
なぜ(・・;!!????
ドリアンスケールとメジャー・スケールの関係
ドリアンスケールというスケールはメジャースケールの2番めからはじめるスケールだということはご存知だと思います。
Cメジャー・スケールであればD(レ)からレドミファソラシドと弾けばドリアン・スケール
メジャースケールと同じ音なのに並び方が違うのでマイナーな感じに聞こえるのがドリアンの特長です。
※Cメジャースケールの場合レから始まると3番目の音は1音半の開き
(3度が半音下がってしまいます)のでマイナースケール系となるわけです。
ここで、疑問が
Isn’t She LovelyはキーがC#マイナー
平行調はEメジャーですね。
※平行調についてはこちらを>>>
平行調とはメジャースケールとマイナースケールの関係|1分で読めるギターLifeHack016
では、面倒くさいF#ドリアンではなく同じ音ならEメジャーを使えばいいと思いませんか?
通常メジャー・スケールは
ルート音Eの赤丸に人差し指を置いて1つの弦に対して
3音づつ弾いてゆくのがメジャースケールの鉄則ですね。
一度、合わせて
Isn’t She LovelyをこのEメジャー・スケールポジションで弾いてみてください。
音はあっているんですが、なんとなく機械的び音の羅列というか、、、だらだらした感じになってしまいます。
F#ドリアンで弾くと指の
ポジションがマイナーペンタのポジションをとります。
マイナーペンタは人のヴォーカルをとる場合の最も歌いやすく、耳に残る音階です。
つまり、Eメジャー・スケールポジションを使うのではなく
あえて、F#ドリアンで弾く理由はマイナーペンタ感というかブルースフィーリングを指グセを使って出す意味もあるんですね。
アドリブはやはり、指グセに頼らざるを得ない部分がいっぱいあります。使えるポジションを指に覚えこませることも非常に大切な事です!!
お疲れ様でした!!!
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