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ベック・ボガート・アンド・アピス|オックスブラッドの魅力
- 2014/3/18
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謎に包まれたギタリスト
ジェフ・ベック
ジェフ・ベックが初めて日本に来日したのは1973年
僕もまだ、当時はリアルタイムでは知り得なかったのですが、
ジェフ・ベックというイギリスのスーパーギタリストが来日するという事で
日本のロックファンの間では大騒ぎが起きたらしいですね。
それまで4枚のアルバムを発表していたジェフ・ベックですが
日本のファンにはまだまだ遠い存在だったようです。
ジェフ・ベックの黒いレスポール
そしてこのBBAの初来日で日本のファンが初めて目にしたジェフ・ベック
のギターが黒(黒に見えた)レスポール
この黒いレスポールは当時のジェフ・ベックのトレードマークで
この後のブロウバイブロウ、ワイアードのアルバムまで使われる事となります。
実は、ワイアードに関しては全編ストラトキャスターで弾かれたものだとばかり
思っていましたが、アルバムのジャケットの裏表紙は
この黒いレスポールだったとの事です。
この黒いレスポール実は後ほど微妙なカラーのレスポールだと言う事が分かります。
BBAの時の写真や、ブロウバイブロウのアルバムのジャケットからは黒としか思えません。
ジェフ・ベックモデルのレスポールタイプとしてグレコから発売されたレスポールは
緑色かかった黒色をしていたそうですが、確かにブロウバイブロウのジャケットの絵は少し緑色かかった黒色にも見えます。
実はこの黒と思われたカラーのレスポールはむしろ赤色に近いということがわかります。
このレスポールの正体は
1954年製のレスポールスタンダードで元のカラーはなんとゴールドトップ
光の加減でリフィニッシュされたこのレスポールは黒に見えたようでしたが
実際は茶色っぽい色をしています。
カラーとしてはOx Blood(オックスブラッド)という色で
その後ジェフ・ベックのOx Blood(オックスブラッド)カラーということで有名になります。
Ox Blood(オックスブラッド)は2006年に復刻版が限定発売
ジェフ・ベックのサイン入りのものは何と258万もの価格になっています。
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