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- 07 黄金の70年、80年代のRock
- 1987年 ガンズ・アンド・ローゼスがデビュー作でいきなり全米1位!!
1987年 ガンズ・アンド・ローゼスがデビュー作でいきなり全米1位!!
アウトローなタトゥー、長髪、派手なファッションに身を包んだ、いわゆるLAメタル・バンドが数多く出現したのが1980年代後半である。
その頂点に君臨したバンドこそがガンズ・アンド・ローゼスであったと云える。デビューアルバム「アペタイト・フォー・ディストラクション」が発売されたのが、87年のことであった。当初はコアなロックファンの間で話題になったもののあまりパッとしなかったのだが、、、
ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングルで状況が一変!
ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングルがラジオで掛かり始めると状況が一変。アクセル・ローズの伸びのいいハイトーン・ヴォーカルにスラッシュのダイナミックなギタープレイ、そして何より、いまにも爆発しかねないスリリングなエネルギーをたっぷり内包した演奏が瞬く間にロックファンを虜にしたのだった。ロックファンのみならず幅広い支持を得たのはスウィート・チャイルド・オブ・マインのような誰もが口ずさめる曲があったことに他ならなかった。
最終的には全米1位を記録し、「アペタイト・フォー・ディストラクション」は全米で1800万枚、全世界で3000万枚以上を売り上げ、デビュー盤にしてガンズ・アンド・ローゼスのキャリア中最大のセールスを誇ることになったのだ。
後にベスト盤などもリリースされるのだが、彼らを知るにはこの1枚こそがマストであると言えるだろう。
「アペタイト・フォー・ディストラクション」はまさに名盤といえる出来のよさである。若さのエネルギーが渦巻き今こうして聴いても緊張感、はりつめた高揚感が熱く伝わってくる。
1987年、この年にガンズ・アンド・ローゼスはLAメタルの名実ともにアイコンとなったと言えるのではないだろうか。
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