不定期にはなりますが、(初心者向け!としてのコード進行作曲アプローチ)と題して記していきます。DAW DTM制作者・愛好者の方、特に初心者の方のお役に立てればと思います。前回に続き3コードのコード進行です。
Ⅰ→Ⅴ→Ⅳ→Ⅰ(トニック→ドミナント→サブドミナント→トニック
では例によって筆者オリジナルの(キーと度数一覧表)をあわせてご覧ください。
KEY=Cで説明しますね。
コード進行→ C→G→F→C
つまり
Ⅰ→Ⅴ→Ⅳ→Ⅰ
ドミナントコード(Ⅴ KEY=G)から一度サブドミナントコード(Ⅳ KEY=F)へ進み、サブドミナントコードからトニックコード(Ⅰ KEY=C)へ解決するコード進行。ⅣからⅠへの進行はどちらかと言うと(静的)にソフトに落ち着く感じでまったりとした雰囲気を出してくれます。
RCサクセションの「雨あがりの夜空に」のAメロの進行がこれです。
KEY=Dです。D(Ⅰ)→A(Ⅴ)→G(Ⅳ)→D(Ⅰ)
ではRCサクセションの「雨上がりの夜空に」を聴いてきましょうか!
いかがでしょうか!?サウンドはアッパーなアレンジですので、まったり感は感じはあまり感じないって雰囲気ですが、聴きこめばこの曲の独自の雰囲気がこのコード進行の妙にあるのが感じられます。
Ⅳ→Ⅰ→Ⅴ→Ⅰ
コード進行は F(Ⅳ)→C(Ⅰ)→G(Ⅴ)→C(Ⅰ)
サブドミナント(Ⅳ)から始まって、一度サブドミナント終止(Ⅳ→Ⅰ)をしてからドミナント終止(Ⅴ→Ⅰ)をするコード進行です。サブドミナント終止でフワりと終わるように見せかけておいて、もう一度ドミナント終止でおわるというコード
進行の面白さ!ビートルズのヘイジュードのAメロ後半がこの進行で、さすがにビートルズですねぇ、、このように3コードだけでもいろいろ面白いギミックを曲中に仕込められます。面白いものですね。
ではビートルズのヘイジュードを聴いてみましょう!
ヘイジュードではAメロ後半。KEY=F で Bb→F→C7→F の部分です。 C7(Ⅴ7)を使ってますね。
作曲アプローチ 3コード編。まだまだ続きます。次回はブルース進行。
ではまた。
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