全米チャートを賑わせたパワー・ポップの代表格!!チープ・トリック、ザ・ナック

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冗長なギターソロやアドリブ演奏をフィーチャーしたハード・ロックやプログレシヴ・ロックが誕生し、最盛期を謳歌した1970年代。それも70年代後半へ入るとこれらのジャンルの音楽の揺る戻し現象がおき始めました。

パワー・ポップの大頭です。もっと解り易き言いますと、シャープでコンパクトでキャッチーなロックン・ロールと言えば解りやすいかも知れません。

この現象はイギリスとアメリカでは少々趣が異なっていました。

イギリスでは、揺り戻し現象として、パンクブームがまさにそれです。アメリカでは、パンクブームはイギリスほどではなく、無駄をそぎ落としキャッチーなロックが流行りました。ハード・ロックとポップ・ミュージックの中間のような・・・いわゆるパワー・ポップという言葉がシックリくるバンド達が登場してきたのです。

切っ掛けは武道館!? チープ・トリック

チープ・トリックの名曲、「サレンダー」まさにムダを省いたストレートでキャッチーなパワーポップですね。

本国アメリカで低迷していたチープ・トリックだったが、アルバム、「チープ・トリックat武道館」が唐突にヒットチャートを上昇したのです。彼らにとってはまさに起死回生の出来事だったかも知れません。このアルバムを切っ掛けに本国でも人気を集めることになりました。

華麗なる一発屋!? ザ・ナック

↓↓1979年の最大のヒットを飛ばしたのが、ザ・ナックの「マイ・シャローナ」↓↓

サウンド的にはまさに60年代のビートルズを彷彿させるものがあり、実際『ビートルズの再来』としてプロモーションされた経緯があります。

しかし、このマイシャローナの印象があまりにも強烈過ぎたため、その後はヒットに恵まれることもなく(一発屋)のレッテルを貼らせることになりました。ヒット曲に苦しめられた典型的な例かもしれません。

この「マイ・シャローナ」もキャッチーでロック・グルーヴが心地よく、無駄のない、まさに計算されたヒットチューンという感じの良曲です。

イギリスとアメリカでこの揺り戻し現象が全く違うのも面白い現象です。

イギリスはパンクロックが台頭し、若者の不満を代弁した音楽の隆盛を向かえたのに対し、アメリカはより明るく明快で解りやすいサウンドが流行りました。

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