70年代のロックシーンはレッド・ツェッペリンからはじまった!

長崎管理人のシュンです。

ギターリフのバイブル的な「レッド・ツェッペリン」の「ジミー・ペイジ」の弾くキャッチーなリフ
随分練習しました!!

70年代のロックをもっとも体現できるバンドをひとつだけあげるとするならば、僕は迷わず「レッド・ツェッペリン」をあげますね。

Led-Zeppelin2

70年代のロックの特徴のほぼ全てがこのバンドにあるといえる気がします。70年代(特に70年初頭)、ロックバンドの花形はギターであった。レッド・ツェッペリンのギタリストと云えば「ジミー・ペイジ」。

ギターを腰より低く構えて、こんなスタイルでまずギターを弾くこと自体にど肝を抜かれたものです。そして、このスタイルから実に鋭い切れ味のリフがプレイされる!とにかくジミー・ペイジのリフプレイは、70年代のロックと聞いて誰もが連想するギターサウンドのイメージとなったに違いないでしょう。

69年のリリースになりますがファーストアルバムの「レッド・ツェッペリン」それから「レッド・ツェッペリンⅡ」で聴かれるギターリフサウンドはバンドアンサンブルの様式美をほぼ確立したと云えるほど素晴らしいものでしたね。

(レッド・ツェッペリンこそが70年代のロックの象徴である)という具体的出来事として、英メロディ・メーカー誌の人気投票で、一位の常連であったビートルズを引きずり下ろしたことが挙げられるでしょう。もっともビートルズは70年に事実上解散するワケですが、特に英国ではもっとも人気、実力ともにビッグネームであったビートルズ。そのビートズから時代がレッド・ツェッペリンなど次の世代へ移ったのを誰もが感じたし、新しいバンド、新しいギターヒーローの出現を誰もが予感したに違いなかった出来ごとであったと云えるのではないでしょうか。

LedZeppelinChicago75

レコードセールスの面からもそれは伺えて、アメリカでの売り上げ枚数はビートルズに及ばないまでも、リリースしたオリジナルアルバム全てがチャートの10位以内に入り、全世界での累計売上枚数は、今日まで既に2億枚を超えています。

レッド・ツェッペリンの凄さはもちろん、レコードセールスの数字でけではなく、その圧倒的なパワー!とパフォーマンス。そしてルックスも含めバンドとしての魅力も唯一無比の存在であったことなど挙げればそれこそきりがありません。

バンドのメンツにしてもギタリストのジミーペイジばかりでなく、金髪を振り乱しながら絶叫するヴォーカルのロバート・プラント!ベースに限らず、幅広い楽器を操るマルチプレイヤーで、安定した演奏力でツェッペリンを支えたジョン・ポール・ジョーンズ!独自のグルーヴ感、リズム感、パワーを持ち、力強いプレイに多彩なフィルインでバンドの核としての役割を果たしたジョン・ボーナム!

この四人の素晴らしいロックパフォーマンスがレッド・ツェッペリンというバンドで核融合を起こしたと云えるのです。

とにかくレッド・ツェッペリンの出現以来、しばらくは他のバンドの追従をゆるさないほどであった人気とパフォーマンス。そして音楽の多様性もまたレッド・ツェッペリンの魅力でした。

あくまでもブルースを基礎にしたサウンドにハードロックの様式美を確立した音楽スタイルはその後、多くのバンドのお手本とされ影響力は計り知れないものがあったと思うのです。音楽性にしてもケルト音楽やインド音楽(ビートルズも一時傾倒)、アラブ音楽など多様な音楽を取り込んだサウンドもまたレッド・ツェッペリンの大きな魅力でもありましたね。

とにもかくにも70年代のロックシーンの幕開けはレッド・ツェッペリンによって始まった!!僕はそう思っています。

バンドメンバーのルックスはいかにもロックアーティストであったし、音楽性、サウンド(特にジミー・ペイジのギターリフ)は圧倒的な存在感とパワーとエネルギーを誇示していたし、そして、その後に彼らの核融合に端を発し黄金の70年代ロックシーンが始まった!!ちょっとオーバーではあるけれど、当時をリアルタイムに過ごした僕は断じてそう断言します。笑

今やクラシックロックというカテゴリーで評されるレッド・ツェッペリンのサウンドですが、ロックとはなにか!バンドアンサンブルとはどういうものか!リフを中心としたパワーギターとはなにか! などなどロックミュージックの魅力を存分に堪能できるバンドである。そして今でもレッド・ツェッペリンの音楽は光り輝き僕らを魅了してやまないのである。

zepphoto

いずれジミーペイジの奏法に関しては僕流のギターリフの魅力という点にスポットをあて私感を綴ってみたいと思います。ミーハー的な表現をするのであれば、ジミーペイジのリフは「カッコイイ」この一言に尽きると思いますね。すみません。カッコイイという表現は具体性に欠けるのですが、カッコイイんです。文句なしに・・・^^

開放弦をうまく使いギターの倍音効果を十二分に活かしたギターリフは、とにかく聴いていて心地良いし、カッコイイ!!のです。

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レッド・ツェッペリンに関してはまた次の機会にそのサウンド面やお薦めの曲などをご紹介してみたいと思います。

 

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コメント

    • 寿
    • 2013年 12月 27日

    当時、「永遠の詩」熱狂のライブという映画凄かったですね。ずいぶん影響を受けました

      • Shun
      • 2013年 12月 27日

      おぉー! ともにリアルタイムで過ごせたこの幸福感!

      ロックがもっとも輝いていた時代。いやロックに限らずポップスなども!
      音楽が巨大な商業マーケットとして活気があった時代でもありましたね。
      でも昔を懐かしむのではなく、また音楽業界そのものが活気あふれ、才能あふれるプレイヤー、バンドの出現を!!

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