C-Deck1 と マイクロアレンジャーで作る面白曲づくり。今回は、ちょっとコーヒーブレイクで今回のポイントであるadd9とsus4について少しだけ説明します。
今回のコード進行再度おさらい
C-Deck1で無作為にAメロ、Bメロ、サビを選んだワケですけど、このC-Deck1はAメロ、Bメロ、サビとそれぞれ16枚のコード進行が書かれたカードです。キーがCですから、どのコードを選んでもちゃんと曲として成立出来るようになっています。
今回のコード進行↓
今回のこのコード進行のポイントはBメロで出てくる Fadd9 、Cadd9、Dadd9、Gsus4 です。
sus4とは
解りやすいようにCsus4で説明します。
sus4の意味ですが英語のsuspend(吊るす)を略した形のことを言うようです。つまり4度の音を吊るす。
Cコードの構成音はド・ミ・ソです。そして3度の音はミです。このミを4度の音(ファ)に吊り上げる。つまりCsus4の構成音はド・ファ・ソとなります。
では実際に音を出して確認してみましょう。
Csus4のコードの押さえ方 例(ギター)
Csus4コードの押さえ方 例(ピアノ)
いかがですか!?この独特の感じ・・・ 単調になりがちなコード進行の時にさりげなく使うと効果絶大です。
add9とは
解りやすいようにCadd9で説明します。
これも英語のadd(加える)から意味がきているようです。なのでその意味の通り9度の音を加えてあげればいいワケです。
ここで、Cコードはド・ミ・ソですね。ドを主音として、主音・3度・5度の音の構成音ががCコードです。ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シは7つの音で1オクターブですね。ということは9度は1オクターブを越えて、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レとなりますから、Cadd9はドを主音として、主音・3度・5度・9度となりまり、Cadd9はド・ミ・ソ・レとなります。
Cadd9コードの押さえ方 例(ギター)
Cadd9コードのおさえ方 例(ピアノ)
いかがでしょうか!?9度の音が加わることでのこの響き。コード進行の流の中で経過音的な使い方なども効果的です。
C→Csus4→Cadd9とCsus4→C→Cadd9→C
最後に以下の2つのコード進行を弾いてみてください。
1.C→Csus4→Cadd9
2.Csus4→C→Cadd9→C
いかがでしょうか!1はちょっと淋しげな感じ。2はコード感に動きがあり華やかさみたいなものを感じるかと思います。
Cコードで延々と続けるのであれば、是非、sus4あるいはadd9をうまく使ってみてはいかがでしょうか!?いろいろ試してみてください。
経過音でよく使われがちな進行。
Dm→G→Csus4→C
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