スケールからわかる耳コピのコツ Orianthi 「According To You-Solo」

今日は休日

朝からFBでオリアンティの
「According To You」のギターソロの本人の解説動画があるのを、教えてもらったので、ちょっとコピーしてみました。
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実はスケールがわかれば
速いソロでも割と簡単に音をとることがでできちます。

この曲はソロも短いので慣れると
ポジションをみつけるのには2~3分くらいでできます。

使っているスケールをどのように探すか?ノウハウ!!

それでは、オリアンティの「According To You」
使っているスケールをどのように探すか?

Tutorial By Orianthi (According To You-Solo)

まずはキーを探す

ベース音の確認などキーを探すやり方はいくつかありますが、僕がよく使うのはものぐさな方法でソロの場合てっとり早いのはフレーズの終わりのロングトーンに注目

フレーズは
ルートの音で終わるケースが多いのでそこをチェックしてみるとかなりの確率でキーがわかります。

最初のフレーズのビブラートは2弦15FのE
そしてタッピングに入る前の早弾きの最後の音も5弦7FのE
キーはEかな?って推測ができますね。

フレーズの曲調は?

そして、聞いた感じを確認してみましょう。

マイナー調ですね。

マイナー調だとすると主なスケールは
・マイナーペンタ
・ナチュラルマイナー
・ハーモニックマイナー
・メロディックマイナー
・ドリアンスケール

マイナーペンタとの比較でスケールを導き出す方法

マイナー系のスケールにはマイナーペンタ音が80%以上含まれていますので

先ほど推測したEキーの
Eマイナーペンタを比較の元にしてみましょう。
何度か、聞けばメロディのどこに全音と半音が使われているか分かるはずです。

マイナーペンタには半音間隔はありません。

つまり、半音間隔の音がなければマイナーペンタのみ、半音間隔のフレーズがあれば上記のフレーズのいずれかの可能性が高いということになります。

最初の出だしの部分をみるとEマイナーペンタ以外に
1弦14FのF#音が加わっていますね
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スケールの違いを頭に入れておけば、これで、もうわかったも同然です。

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上記はCキーで表記していますが

ペンタトニックのフレーズポジションに何の音を加えているか?
ペンタに無い音は半音間隔の音ということを頭に入れてください。

そして、半音間隔のフレーズを探して上のスケールに照らし合わせて赤の音が使われているかどうか探して見てください。
・Ⅱと♭3の間隔は除いて(マイナー調なので♭3は全部共通ですね)

・ⅤとⅥが半音間隔が

ナチュラルマイナー
ハーモニックマイナー

・ⅦとⅠが半音間隔が

・メロディックマイナー
・ドリアンスケール

こうやってルートEを元に弾いて合わせてみてください
最初は消去法で時間がかかりますが、慣れれば聞いただけですぐに何のスケールを使っているかすぐにわかります。
※スケールの感じが頭に入るようになれば聞いただけでギターがなくてもわかります。

特にハーモニックマイナーやメロディックマイナーは慣れれば耳で覚えた方が早いですね。

 

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上記の図から
動画はタッピング部分も含めて
Eナチュラルマイナースケールのみで弾いていますね。

それでは、ナチュラルマイナースケールとは
Ⅰ Ⅱ ♭Ⅲ Ⅳ  Ⅴ ♭Ⅵ ♭Ⅶ
の音で構成されています。

この場合はEナチュラルマイナーですので
E F# G A B♭ C D

ですのでEマイナーペンタトニックに
Ⅱ ♭Ⅵを足したものです。

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耳コピーのコツ

耳コピーのコツは「音をとること」と弾けるようになる「練習」を分けることです。

プロが弾いているフレーズです。
ワンフレーズずつ細かくニュアンスをとって弾けるように練習していたらいた全く先にすすみません。

まずは、全体の使われている音と使われているポジションがわかればOK
あとは、そのポジションで弾けるようになるまで何日かかけて反復練習することがコツです!!

出だしのフレーズ

それでは、ポジションを
最初の出だしの部分をみるとEマイナーペンタ以外に
1弦14FのF#音が加わってるナチュラルマイナースケールです。
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チョーキングとビブラートのニュアンスを練習することが大切ですね。

早弾きフレーズ

ここが最も難しいと思いますので反復訓練が重要です。

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特にピッキングでグルーブ感とアタック感を出すため返しがない表の8分音符は全てダウンで弾きますが結構速いので手首を柔らかくしたスナップと手首の返しが重要

それと最後の5弦7Fの人差し指を持ってきての大きなビブラート
これが難しい!!
ここが最大のポイントです。

タッピングフレーズ

ビギナーでも意外と簡単に弾けるはずです
最初のタッピングは4音で出しています。

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2番目は3音で音を出して最後が4音
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3番目も同様ですが
3音で音を出して最後が4音
次に弾いている動画では青丸の音も入れて弾いてますね
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いずれにしてもEナチュラルマイナーのポジションをしっかり押さえておけばOKということです!!

最後に

動画では最初彼女がなんか英語で「D」 「なんだらかんだら」
と言っていますが
動画の最後の方にあるライブでのこの曲はどうもチューニングを1音下げてあるようです。

そしてレッスンの動画はレギュラーチューニングのようです。

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