クラプトンの不思議な魅力の正体と音楽のルーツ

クラプトンの音楽との出会い

寿です。昨日のクラプトンのヤードバーズの記事に続いてですが
僕がクラプトンの存在を知ったのは、1978年頃で当時ソロの時代でしょうか?

クラプトン,ブルース

けっこうレイドバックしたアメリカ南部の音楽をやっていた時代ですね。
ジェフ・ベックからギターを弾きだしてルーツに戻るというところで、ヤードバーズそしてクラプトンという感じでした。
当時は、クラプトンにはほとんど興味が無く〜ま、何か話の話題になったら
「渋い」とのコメントでなんとかなるという存在でした。(ゴメンナサイ 笑)

当時よく聞いたのはこの時期から10年くらい前のクリームですが、時代はフュージョンのブームでギターの中心もJAZZとロックの融合された新しい音楽に移行してました。ですのでブルースを聞くということはほとんどなかったですね。
バンドでホワイトルームを演奏する事になったのでちょっとかじったくらいでした。

不思議な魅力の音楽

journeyman
ジャーニーマン(Journeyman)は、1989年に発表
クラプトンの存在を強く感じたのは、アルバム「ジャーニーマン」が出た、89年くらいではなかったかと思います。
収録曲
プリテンディング – Pretending (Jerry Williams)
エニシング・フォー・ユア・ラヴ – Anything For Your Love (J. Williams)
バッド・ラヴ – Bad Love (Eric Clapton, Mick Jones)
ランニング・オン・フェイス – Running On Faith (J. Williams)
ハード・タイムス – Hard Times (Ray Charles)
ハウンド・ドッグ – Hound Dog (Jerry Leiber, Mike Stoller)
ノー・アリバイ – No Alibis (J. Williams)
ラン・ソー・ファー – Run So Far (George Harrison)
オールド・ラヴ – Old Love (E. Clapton, Robert Cray)
ブレイキング・ポイント – Breaking Point (J. Williams, Marty Grebb)
リード・ミー・オン – Lead Me On (Cecil Womack, Linda Womack)
ビフォー・ユー・アキューズ・ミー – Before You Accuse Me (E. McDaniel


Eric Claton "Bad love" 投稿者 miklo

このころは、VHSの映像もあったりNHKなどのTVでもクラプトンの当時のライブが放映されています。

また、曲もなんか不思議な魅力がありました。
明らかにJ-POPや他の商業的なロックにはみられない音楽性がありました。

この不思議な魅力はなんなのか?

90年代にベビーフェィスがクラプトンをプロデュースしたときにこの不思議な魅力の正体がはっきりわかりました。
それは、ブルース(正確にいえばポップス曲の中にブルーノートを取り入れている)

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Babyface/Eric Clapton Change the World 投稿者 Keo
ポップスとブルースの融合Change the World
Babyface/Eric Clapton Change the World

基本的にポップスはダイアトニックスケールコードといった西洋の音楽理論から作られたといえる、コードやスケールをもって曲調や転調が展開されています。クラッシック音楽もドレミの積み上げですので共通ですね。
民族的な音楽であるブルースとは・音階も違えば正確に音程も合わないつまり尺が合わない。

ブルースと西洋音階

当時、映画で「クロスロード」という映画がありました。
この映画はクラッシックギターの天才的な少年がブルースに憧れて、ブルースの求道的な旅に出て成長して行く姿を描いたストーリーです。スティーブヴァイなども実際出演していて実際に弾いていますし、映画の中の音楽はライクーダーが監修・演奏しているので音楽としても楽しめます。

映画クロスロードのシーンから

この映画の中でもクラッシック演奏家がブルースは血の音楽であり、弾いてはいけないと少年を強く批判する場面があります。

実際、ダイアトニックのコード進行をブルースで使うペンタトニックスケールだけで乗り切るのは難しいですし、その逆にブルースをダイアトニックスケールだけで片付けるのも無理です。

この、80年代にヒットしたクラプトンの楽曲はそれをうまく融合させた音楽ではなかったかと思います。
ベビーフェィスのプロデュースしたチェンジ・ザ・ワールドなんか、まさにポップスとブルースの融合ですね。
この頃のクラプトンの楽曲は時代を反映させながらも、ブルースの持つ独特のカラーを持ち合わせている名曲が揃っています。

生きた経験が歌になる共感

クラプトンの音楽のルーツは本人も語る通り、ブルースです。
ヤードバーズが人気が出る兆しをみせた頃にあっさりと、クラプトンはヤードバーズを辞めてしまいます。
通常は誰もが成功を前にもったいないと思ったのではないかと思います。

しかし、クラプトンの歴史の中で何度か、ビジネス的な成功を手に入れても彼はあっさりとそれを手放す事がありました。
ロックスターですが、ブルースを追求する求道者的なところがエリック・クラプトンの魅力にありますね。

それは、数々の栄誉・名声を得ながらも、けっして順風満帆の人生を歩んで来たとはいえないクラプトン彼の自ら生きた生き様を曲に反映させているところにも、人々に共感を与えるその魅力でもあると思います。
・いとしのレイラ
・ワンダフルトゥナイト
・マザーレス・チャイルド
・コカイン
・ティアーズ・イン・ヘブン
・マイファーザーズ・アイ
などの楽曲を聞くと当時のクラプトンが何を感じていたのかがよくわかりますね。


Eric Clapton – Tears in Heaven

 

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