【モーニング・グローリー】オアシスの90年代を代表するアルバム!!
- 2014/7/15
- 02 長崎音楽日記
- オアシス, モーニング・グローリー
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本来音楽とはロックとは好き、嫌いという主観のみで判断されて良いはずである。
しかし、60年代のビーチボーイズの「ペット・サウンド」70年代のクラッシュの「ロンドン・コーリング」などのように、ロック・ファンであるならばそのバンドやミュージシャンの好き、嫌いの感情は抜きにして”敬意”を払わねばならない名盤というアルバムが存在する。
90年代を代表するアルバム。「モーニング・グローリー」
モーニング・クローリーの客観的評価点を挙げてみよう。
・収録曲のクオリティの高さ
・スケール感の大きな楽曲
この2点に尽きるのだがこの2点がなんの躊躇もなくスラっと出てくるこの事実が本アルバムの凄さを物語っていると言えるであろう。オアシス最高のセールスを記録した本アルバム。イギリスだけでも、クイーンの『グレイテスト・ヒッツ』、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に次ぐ歴代3位となる440万枚以上、全世界では2300万枚以上を売り上げ、オアシスはブリティッシュ・ロックシーンの代表するバンドとしてスターダムへ駆け上がったきっかけを作ったアルバムでもある。
↑本アルバム1曲目に収録されている「Hello」
ビートルズみたいなバンドになりたい
ロックバンドの経験があれば例えアマチュアバンドであろうとも軽々しく言えないものである。何故ならば、このセリフは、子供が(大きくなったら宇宙飛行士になりたい!)とほぼ同義であるからだ。オアシスのメンバーであるノエムとリアム兄弟はビートルズをリスペクトしていることは良く知られている事実であるが、このギャラガー兄弟にして、(ビートルズみたいなバンド)になりたい!という台詞は説得力のあるものであった。
2009年に活動停止
ノエル・ギャラガーが公式ウェブサイト上で脱退を表明。オアシスは事実上、解散状態となる。結局、ギャラガー兄弟は袂を分かつことになるのだが、この間、オアシスの残した功績も素晴らしかったが、「モーニング・グローリー」を越えるアルバムはなかった。しかしながら、アルバムセールスから当時の若者へ与えたファッション・カルチャー等も含めて、時代を牽引したバンドであったことは誰もが認めるところであろう。
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