知ってて安心コードの役割⑤ドミナント |1分で読めるギターLifeHack012
- 2014/3/8
- 05 ギター
- 1分で読めるギターLifeHack
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■コード進行
■中級
■前回はサブドミナントの役割と構成音について書いてみましたが
今日はドミナント(略してD)コードのの役割について書いてみたいと思います。
ドミナント(略してD)は
不安定な響きを持ち、トニックへ向かって進行することで安定します。
この動きを「解決」といいます。
ドミナントに関してはとても1分では読めない様々な理論があるのですが
今日は簡単にドミナントの役割と構成音の特徴を書いてみます。
ドミナントコードはどれ?
ダイアトニックコード7種類のうち
Ⅰ△7 Ⅱm7 Ⅲm7 Ⅳ△7 Ⅴ7 Ⅵm7 Ⅶm7♭5
ドミナントコードは=V7 Ⅶm7♭5の2つになります。
特にドミナントセブンと呼ばれるV7
(7度が♭したコードをメジャーセブンに対してセブンスコードとよびます)
が、ダイアトニックコードに現れるのはV7のみ
メジャーセブンであるⅠ△7 Ⅳ△7とは厳密に区別しないといけません。
よくフークソングのコードでは3和音で4和音目が省略されたコードが使われて
GとG7が一緒に出て来たりしますがG7(Ⅴ7)が出てくるとキーはCですね。
この場合でてくるGは♭7が省略されたか、CキーのⅢm7の代理コードとしての役割があります。
ですのでコード進行を見たとき
ドミナントセブンスコードに着目すると全体のキーや流れが把握しやすくなります。
ドミナントは非常に不安定を演出して安定的なコードトニックへ強く誘導します。
ドミナントコードはキーCであれば
= G7 と Bm7♭5ですね
■ではドミナントの構成音をみてみましょう。
Ⅴ7=G7 (ソシレファ)
Ⅱm7♭5=Bm7♭5(シレファラ)
みる限りでは構成音がとシレファと3つ同じなのでこの2つの音の響きが似ていてドミナントといわれる不安定な響きを形作っていることがわかります。
では、シレファの中の何の音が不安定をを出す要因になっているのでしょうか?
トニックコードC△7 Em7 Am7の音を全部書き出すと
- Ⅰ△7=C△7(ドミソシ)
- Ⅲm7=Em7(ミソシレ)
- Ⅵm7=Am7(ラドミソ)
サブドミナントを書き出すと
- Ⅱm7=Dm7(レファラド)
- Ⅳ△7=F△7(ファラドミ)
ドミナントを書き出すと
- Ⅴ7=G7 (ソシレファ)
- Ⅱm7♭5=Bm7♭5(シレファラ)
うーんよく分からなくなりました
トニックとサブドミナントに無くてドミナントにだけある音?
答えを言うと
2つの音の組み合わせによってドミナントは不安定を出しているのです。
その音はファとシ
トライトーン
この2つの音の間隔は
ファ(1音)ソ(1音)ラ(1音)シ
この3つの音は3音離れていて、どこにも半音間隔がありません。
このような音の間隔をトライトーンとよんでいます。
このファとシの間隔のトライトーンによってサブドミナントからより不安定さが
増して、強くトニックへ向かう(解決に向かう)コード進行を作ってくれるのです。
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ドミナントコードを上手に使いたい
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■もっと深く知りたい
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