長崎管理人のシュンです。
僕がリアルタイムで影響を受けた佐野元春さんのコラムを書いてみました。
天性のブリテッシュ・ポップセンス
元々ブリテッシュ系のバンド(ザ・フー)などに影響を受けており、ボブ・ディランに強い影響を受ける。
デビュー曲、「アンジェリーナ」
当時J-POPの中では異彩を放っており、洋楽的なメロディにゴージャスなバックバンド。そして、メッセージを内包した独自の表現の歌詞はこれまでのJ-POPにはなかったサウンドであった。
洋楽好きな僕にとっても印象的なJ-POPアーティストであったし、凄い!と正直思った。
まるでキャンパスになぐり書きしたような鮮やかな色の重なりだが、それはとても繊細で見る角度でさまざな表情を醸し出す・・・そのような楽曲の印象を持った。
2000年に入ってからの動画も多いのですが、あえてこの動画をチョイス。
時ノリの勢いみたいなものを感じるし、当時の空気感がある。ということで、この動画にしてみました。^^;
SOMDEY トップアーティストへの分水嶺
デビュー直後、沢田研二のアルバムへ楽曲提供など他ミュージシャンへ曲提供なども行い、音楽的間口を広げていく。
シングル曲「SOMEDAY」が大瀧詠一の目にとまり、音楽的親交を深めていく。この大瀧詠一との出会いが最初のトップアーティストへ成長していく分水嶺となった。
そしてアルバム「SOMEDAY」の大成功へつながる。
こちらも映像は良くないのですが、あえて選ばせて頂きました。
やはり時代の空気感と当時の佐野元春さんの日の出の勢いは、リアルタイムな映像の方が伝わるものが大きいですね。2000年にはいった後の、コンサートのSOMEDAYの質の良い動画も沢山YouTubeに公開されているのですが、、、、僕はこのガツガツしたホーンセクションもどこかガッツを感じるこの時期のこの粗い映像が好きなんです。・・・^^;;
ブリテッシュへの接近と傾倒
1986年の「Young Bloods」などチャートインを果すなど充実期を向かえる。
サウンド的にもジャズ、ソウルやレゲエなどへ接近。そしてそのエッセンスを取り入れたり、当時イギリスで新しいムーヴメントであったUKポップに深く傾倒していった。それは佐野元春さんの音楽スタイルを無二のものにしたし、J-POPの中でキラリと光存在感を放ち通好みのサウンドに昇華しつつも、一般の多くのJ-POPファンにも受け入れられたことに大きな意味を持つ。
UKロックとビートサウンド、日本語独特のリズム感。さまざまな要素が一見シンプルなリズムの中に混然一体となった独特の世界観が展開された「約束の橋」などまさに佐野元春ワールドの名曲であったし、アルバム『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』はその集大成となったアルバムであるといえる・・・
「約束の橋」も2000年に入り良質の映像もあるのですが、残念なことにアレンジが変わってて、やはり当時の音源の映像をチョイスしてみました。個人的には、やはりこのUKサウンドの当時のバージョンが圧倒的に好きですね。
まあ、好みの問題でもあるのですが、、、佐野元春さんといえば、やはりこのサウンド。僕的なこだわりです。。^^;;
更なる高みを目指して
デビュー30年を迎え、さすがに声量的には全盛期に及ばないまでも、失礼ながら枯れた佐野元春さんも魅力も素晴らしく、この人の音楽の旅はまだまだ終わらないのだと実感したし、足元にも及ばないが、僕自身も更なる高みに向かって頑張ろう!と感じる今日この頃です。
素晴らしいミュージシャン、素晴らしい曲たち。そんな佐野元春さんの曲たちとリアルタイムに時を過ごせた幸せに乾杯!本当にイイ時代をともに過ごしたものです。
願わくばこのYouTubeの動画が削除されませんように・・・!!
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