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モーツアルトの作曲の不思議
- 2014/1/26
- 03 TOKYO音楽日記
- 2 comments
寿です
先日、とある事を調べていたらモーツアルトの作曲に関する情報があったので非常に面白く考えさせられる事も沢山あったのでちょっと書いておきます。
内容はモーツアルトが生涯に作曲した曲数とモーツアルトが生きた時間が合わないということでちょっとミステリアスなないようですが、モーツアルトが天才だと言われた由縁もここにあるのではないかと思われます。
モーツアルトが生涯作曲した曲は626曲でそれを楽譜にすれば全部で23,000枚の枚数になるそうです。(1曲については当然交響曲のパートを全部各という事ですね)、
この枚数の楽譜を手書きで書こうとすると1日8時間書き続けても28年くらいかかるらしいのです。
モーツアルトの生涯は35年 これは一体。。。。。どういう事か?
35年の生涯のうち28年楽譜ばかり書いていたのか?
では作曲はいつしたのか?
という疑問が出て来ますね。
当然、楽譜を書く作業よりも作曲の作業は精神的活動で生みの苦しみとまたそれを修正・レビューしながら完成にたどりつくという長い道のりがあって、楽譜に落とすのはその後、という作業になります。
ここで、モーツアルトの驚異的な作曲した曲数と時間の概念について聞いた話を思い出しました。モーツアルトは40分にもわたるような長い曲をほんの数分くらいで書き上げたらしいことが伝えられています。
その曲ははじめから天上(天国)に存在していたに等しく一瞬で完成し、記録するのみであったということです。
普通の人が40分の曲作ろうとすれば、最低でも出だしからエディングまで40分かかるわけだから40分で演奏しながら作るのが最短距離ですが、(それでも凄いですが)
修正なしで作曲される方はこれが最短距離ですね。
しかし、モーツアルトはそうではなかったみたいです。
一瞬で曲を完成させ作り、それを楽譜に落としていたようです。
モーツァルトが自分で書いたと言われている楽譜は大部分は弟子たちが補筆したもののようです。まだ、人間の能力については現在の科学でも解き明かされていないものが数多く存在します。
作業的なものはコンピュータ化されたり・ロボット化されたりして効率化が進んできていますが創造性については科学ではまだメスを入れられない世界のようです。
雑誌のインタビューで素晴らしい楽曲を作るポイントはという質問に対して
ポールサイモンがある語っていました。
その曲はもう完成して存在していて、空気みたいにしてあるんだ、自分はそれを捕まえるだけの事なんだと。。。
インスピレーションというものはそういうものなのかもしれませんね。
。
だとするとモーツアルトの頭の中の時間はどうなってるのだろう???
それを実証するかのごとく生涯作曲した楽譜は626曲分の楽譜は全部で23,000枚で
1日8時間書き続けても28年くらいかかるらしいのです。
コンピュータ時代における、残された人間の尊厳的な部分でしょうか?
クリエイティブ、創造と呼ばれているものに最も必要モノの源泉は何か?
詳しくは以下のページにあります。
コメント
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これは示唆に富んだ記事ですね。
ポールサイモンの感覚はなんだか理解できます。
僕のような3流の人間でも、シーケンサーの前やディスプレイの前でも「天から降りてきた」という瞬間があります。それがフレーズだったり、メロの一部だったり・・・脳がある腫、トランス状態になった時??なのかもですね。
ということは、その感覚の部分を自由自在にコントロール出来れば、、、もしかして凄いことに・・・
これは僕だけ?かもしれませんが、発熱してるとか風邪ひいた時、意外とこれがおこり、フレーズやメロが浮かぶんです。ドラッグ(笑)の感覚(もちろん経験ありませんよ。笑)と近いのでは??と分析してます。
急いで書いたので誤字脱字だらけでした。
ちなみに、ベートーベンの楽譜は修正のあとだらけで苦悩しながら作曲していた痕跡が残っていてモーツァルトの楽譜には修正の跡がないことも、既に曲が完成していて、それを聞き写していたのだという証拠になっているらしいですね。
また、ミケランジェロは大理石の中にダビデの像があって自分はその型に沿ってのみを入れているだけだと(^ ^)