ジミー・ペイジ 「The Rain Song」|オープンGsus4コードの秘密

寿です、関東地方も梅雨に突入

昨日も一日中雨、肌寒い日が続いてますね。

今日はこの雨のシーズンに素敵な曲
少し難しいコード理論ですが
レッド・ツェッペリンのギタリスト ジミー・ペイジのオープンコードの世界
「The Rain Song」の美しいコードの秘密を書いてみます。

レッド・ツェッペリンの叙情的な名曲「The Rain Song」

ハードロックバンドで知られるレッド・ツェッペリン
Led Zeppelin=直訳すれば「鉛の飛行船」
とのバンド名の如く、3コードを軸としたヘビーーでハードな曲が彼らの最大のセールスポイントです。

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主に3コードを軸としたハード系のブルース・ロックは
Qチョーキングやビブラートなどのテクを屈指して
表情を付けてゆきますが

Led Zeppelinの曲の中には意表をつくというかアコースティック・ギターを屈指した
た美く複雑な響きを持った数々の名曲もあって
Led Zeppelinの人気の秘密にもなっているようです。

「The Rain Song」の美しいアルペジオの秘密

「The Rain Song」
この曲は「天国への階段」ほどメジャーではありませんが
Led Zeppelin通には常に人気の上位にあげられる曲です。

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ジミー・ペイジとロバート・プラントの共作で
第5作アルバムの『聖なる館』のA面2曲目に収められています。
歌詞も叙情的で英国の詩に多くみられるような抽象的な表現がされていて
「天国への階段」同様ロバート・プラントの詩の世界を感じさせます。

また、「The Rain Song」はLed Zeppelinのライブを収めた
映画「永遠の詩」の中で「永遠の詩」とメドレーで演奏されている美しい曲です。

さて、この「The Rain Song」ギターのアルペジオが非常に美しい響きを持っていて
ずっと以前から関心がありました。

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そのコードには独特の浮遊感があって
常に安定していない響きでありながら違和感が無い

ある意味、幻想的でとらえどころのない響きが全体に漂っている。

キーはG音のようであるがマイナーキーではない
でもメジャーキーでもなさそう、、、、

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そんなメジャーでもマイナーでもない曲があるのか?
という疑問にあることを思い出しました。

メジャーでもマイナーでもない曲「The Rain Song」

以前、何かの音楽系の本を眺めていた時に

メジャーでもマイナーでもない調性としてSUS4というコードについて書いてある記事を
見たことを思い出しました。

SUS4というコードとは

コードの構成音である4度の音(ルートから数えて4番目の音)
例えばキーがC(ド)であれば4番目は「ファ」にあたる音を使ったコードですが

4度の音はアボイドノートといわれ
通常のコードやメロディで使うと違和感のある音として通常は使わないか
使っても長く伸ばさない、響かせないで使うことが
原則としてあげられます。

アボイドノート

4度の音はアボイドノートと言われる所以は
コードの調性(メジャーかマイナー)を決める3度の音
キーがC(ド)であるなら3度のミの音と4度のファは半音違いで
同時に弾いてみるとわかるように
非常に濁った響きになってしまい曲の雰囲気を壊してしまいます。

アボイドノートである4度の音をコード音として使うには

ではこの4度の音は使えないかというとそうではありません。
ひとつは半音でぶつかる
3度の音が半音下がったマイナーキーでは使えます。

マイナーコードのテンションとして11thが使われますが
11thは4度の音の1オクターブ上の音で同じ音ですね。

もうひとつはSus4というコード
このコードの特徴はメジャーキーを決定ずける3度の音を
追い出して3度の代わりに4度の音を据えるというコードです。

当然3度の音が無いので
メジャーキーともマイナーキーとも言えないわけですね。

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Sus4コードには
ルート 4度 5度で構成されるSus4
それに♭7を加えた7Sus4(セブンスサスフォー)という2種類のコードがあります。

なんとなく「The Rain Song」の秘密がわかってきましたか?
そうですこの「The Rain Song」はSus4コード
しかもオープンチューニングといって
開放弦を6弦とも何も押さえずジャラーンとならすと
GSus4になる「オープンGsus4」というチューニングで演奏されています。

youtubeの画像でオープンチューニングが解明されてゆく

以前、ジミー・ペイジのアコーステックギターは変則チューニングで演奏されているものが多く
耳でコピーしようとすると殆どお手上げ状態でした。

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しかし、今は音と生演奏を動画で見ることとができる時代になりました。

音だけで手がかりのなかった
オープンチューニングや変則チューニングも
押さえている指板の位置と出ている音を粘り強くチェックしてゆけば
大体わかるようになってきました。

「The Rain Song」を耳コピーしてみよう

この「The Rain Song」は
推測するに6弦から開放弦がDGDGCDの音になっているっようです。

この場合5弦がベース音となっていて
6弦から5度 ルート 5度 ルート 4度 5度の構成になっていて
ベーズ音が5弦のGなのでオープンGsus4というわけです。

この変則チューニングによるオープンGsus4コードで演奏される故に
「The Rain Song」は独特の美しい響きを持っているわけですね。

こちらにジミー・ペイジとロバート・プラントのライブ映像があります。
前半はアコーステックギターとベース、ストリングスだけなので
非常にギターの音を聞き分けやすいと思います。

先ほどの6弦から開放弦がDGCGCDの音に合わせて
映像を見ながら音を粘り強くチェックしてゆけば
耳コピーも可能かと思いますよ。

頑張ってみてください。

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