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リズム感|プロとアマチュアの圧倒的な違い
- 2014/8/3
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ギターを弾いていて
プロとの違いを圧倒的に感じるのはなんと言ってもリズム感と
ノリ(グルーブ感)です。
特にセッションなどを一緒にさせていると
演奏中にもその違いが完全にわかってしまい、、、、
圧倒されることしかりです。
また、リズム感にプラスしてジャムセッションなどでは
コードの変わり目にきちんとコード進行にあった音が
ジャストなタイミングで入ってくるので
非常に流れのいいソロになっていてオーディエンスを魅了するんですね~
・リズム感とノリ(グルーブ感)
・ソロの流れの良さ
このあたりはギター弾きの永遠のテーマかもしれません。
前ノリと後ろノリ
その中で今日は
リズム感とノリ(グルーブ感)について日頃、考えていることを書いてみました。
ギターを弾いていると僅かなタイミングで走っている(ドラムよりちょっと速い)な、と感じる事が多々あります。
特に4泊目の裏は次のコードに変わるタイムングなのでどうしても短くなってしまう傾向があるようです。(僕の場合ですが、、)
良く使う言葉に「前ノリ」「後ろノリ」や「ハシリ」「モタり」などという言葉が使われますが、これは一体何を表すのか?
まず、リズムはメトロノームなどで物理的に
ジャストなタイミングで機械的にとらえるのではなく
そのジャストなタイミングの前後に微妙に許容範囲があります。
例えばメトロノームでBPM120の8分音符を鳴らした場合
BPM119.99などその許容範囲に収まっていれば該当する音符に聞こえてくるわけですね。
ズレの許容範囲はその音楽の持つリズム全体のグルーブ感や人間の感覚的な部分によって変わって来ます。
コンピューターで音楽を作るDTMではこの許容範囲を利用してジャストなタイミングから微妙に発音のタイミングをずらしてグルーブ感を出す手法が使われます。
つまり、
リズムは点ではなくある一定の面としてつながっているということです。
話を戻しますと
許容範囲内の前の方で音を発音すると「前ノリ」
許容範囲内の後の方で音を発音すると「後ろノリ」という事になります。
ハシリとモタリはNG
「前ノリ」はスピード感や軽快さがあって、グイグイ他の楽器をリードしてゆく反面、許容範囲を超えて
突っ込みすぎると「ハシリ」とよばれてアンサンブル全体の壊してしまう事となり注意が必要です。
逆に「後ろノリ」は重量感・安定感がありますが
これも許容範囲を超えてしまうと「モタり」とよばれてこれもNGなわけです。
このようにグルーブ感を出すには音符の示すBPMの中の許容範囲内で
「前ノリ」「後ろノリ」が演奏者の意志で完全にコントロールされていることが重要で、演奏の未熟さから来る「ハシリ」「モタり」といったNG現象とは区別する必要があります。
ギタリストに多い「ハシリ」型のリズム
冒頭のプロのリズム感はこのグルーブ感を出すために、意識してノリをコントロールしてある事がわかります。
セッションにおいて
ギター(エレキ)は基本的にはメロディをとる楽器です。
しかも、ジャム・セッションにおいてはコード進行にあったメロディを考えながら、その発音タイミングをコントロールしてゆくというのはまさに巧みの技としかいいようがありません。
通常の楽曲の決められたメロディをひくのならともかく
アドリブのソロにおいては
ギタリストはメロディを弾くことにかなりの意識がいってしまいますので
リズムが疎かになってしまうことは仕方ない部分もあります。
特にギタリストに多いのは「ハシリ」型のリズムで
僕もそうですが、4拍目の音符が微妙に短い傾向があります。
これは、次の進行にゆくため意識がもう、次の小節の頭のコード進行にいっているために起こっているようですが
コレを治す、いい練習法があります。
8分音符のウラでリズムを刻む練習方法
以前、ギター教本界のカリスマギタリストの宮脇俊郎さんに
教えてもらった練習法ですが
足でのリズムを8分音符の裏でとりながら全てのメロディを弾くというものです。
常にウ・タ、ウ・タ、ウ・タ、ウ・タ、
のリズムでタのところで足でリズムをとるやり方です。
簡単そうですがこれはアドリブソロを弾きながらは結構難しいです。
(※コピーした決まったソロでも難しい)
この、練習によって常に意識が前のめりになっているところを
ウラのリズムに合わせることによってジャストなタイミングを身につけることができます。
がんばってやってみましょう!!
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