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Cubaseシリーズの比較
- 2014/1/23
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遠隔地レコーディング機能の利便性
寿です。
前回、Cubase7の遠隔地レコーディング機能について資料を集めてましたが
遠隔地レコーディング機能はどのCubase7シリーズでも使えるのか?
遠隔地レコーディング機能を搭載したとのCubase7シリーズには3つのグレードがあってそれぞれ価格が違います。
安いものは1万2000円台から高いものは5万円台までありますね。
Cubase7の遠隔地レコーディング機能はどのCubase7シリーズでも使えるのでしょうか?
調べてみました。
遠隔地レコーディング機能はこんなに便利
その前に、遠隔地レコーディング機能はどのような利便性を利用者にもたらすのか?
考えてみました。
使用側からのニーズとしては
レビューが、録ったその場で双方でできるのが一番求めている機能ですね。
ファイルのやり取りでは
例えば遠隔地の人にギターを弾いてもらう場合を考えるとオケに合わせて弾いたギターはその場ではオケに合わせて弾くのですが、録ったギターはギターパートのみWAVファイルで送り返すことになります。
ギターパートを受け取った側は元々自分の所にあるオケにギターのWAVをインポートしてレビュー。
ミックスダウンしてギターの方に確認してもらう。
OKならそれでいいのですが、なかなかそこは1発でOKはいかないでしょうね。
そもそも最初から綿密な楽譜があってその通りに制作すればよいわけではなく、録って聴いて修正してゆくという形をとりますので何度もこのファイルのやりとりとミックスを加えて確認を繰り返すこっとなります。
電子ファイルなので、ファイルのやり取りには時間はかからないのですが、ファイルのバージョンや一元管理に問題がでてきますね。
また、同じものを同時に聴く事ができないので、コミュニケーションのミスも出て来そうです。
その点、このCubase7の遠隔地レコーディング機能は使えるのではないかと思っています。
Cubase7の遠隔地レコーディング機能比較
VST Connect SEはCubase7のみ
このCubase7の遠隔地レコーディング機能はVSTで提供されるとの記事でしたのでVSTプラグインが使えるSONARなどのDAWでも検証さえすれば使えるのだろうと期待していたのですが見事に裏切られました。
Cubaseシリーズには(現行Ver7.5 2014年1月現在)以下の3種類があります。
- Cubase 7.5
- Cubase Artist 7.5
- Cubase Elements 7
扱えるトラック数やバンドルされている音源の数などでこのようなグレードに分かれています。この辺が非常にわかりづらくCubaseの開発販売元であるSteinber社のHPで確認してみました。
通販のサイトには昨日の比較もないので以下のSteinber社のHPで確認した方が良さそうです。
Cubaseシリーズの比較
Steinber社のHPより
Cubaseシリーズの比較
Connect SEはCubase7.5のみ
Cubase Elements 7は価格も安いのでちょぅどMACでも使えるDAWを考えようと思っていたのでCubase Elements 7で遠隔地レコーディング機能が使えれば買ってみようかと重ぅていたのですが、
上記の比較表で調べてみると Connect SEの比較につて記載されていました。
使用できるシリーズは最上位のCubase 7.5のみですね。
最新のConnect SEはVST Connect SE 2 (V7.5)となっていました。
遠隔地レコーディング機能という言葉でなくVST Connect SE機能として比較表に○がついていたので、
遠隔地レコーディング機能=VST Connect SEとわかっていないで買うと大変な事になるので注意が必要です。
VST プラグインで提供されていたので、Cubaseシリーズでは使えるものだとの期待がありましたが見事裏切られましたね(笑)
隔地レコーディングの今後の動向は?
他のDAWでは当分、難しい事となりそうです。
ただ、CubaseもVST Connect SEを独自機能として保有しているとむしろ時代はDAWのクラウドサービス化の方向にゆき取り残される可能性もあります。
クラウドサービス化してしまうとソフト自体が売れないので、メーカーとしては開発のコストの問題もでてきますね。
ここのところが開発元にとっては痛し痒しの状況のようです
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