僕の人生をも変えたギタリスト!ジェフ・ベック

長崎管理人のシュンです。クリスマス・イブ・・・ 告知通り「ジェフ・ベック」さんのことを書いてみます。

foto570b

プロ、アマを問わずミドルエイジのギタリストでジェフベックさんを知らない人はほぼいないのではないでしょうか!?
だれもが一度は練習したであろうジェフ・ベック

ジェフ・ベックさんとくれば僕がまっさきに連想するのが、「ブロウ・バイ・ブロウ」のアルバムジャケットでもお馴染みのギブソン・レスポール”オックスブラッド”ですね。このアルバムのリリースが確か74年。既にギタリストとして別格な存在でしたね。当然、どんなギターを使っているのだろう!?と当時のロックギターマニアの男の子(僕ですが。。笑)としては凄く興味があったワケなんですね。で僕はこのギターが欲しい!!そしてギターを弾きまくりたい!!そう思ったのでした。しかし、本物を買えるわけでもなく、実家が旅館をやってましてね。夏休みを使って自宅バイト(笑)をやったんですね。そう、ギターを買うために。そして、二光通販でトムソン(EG-316G)というレスポールもどきのギターを手に入れることになったのです。これがはじめてのエレキギター!!さて、ギターは買ったが音を出すにはアンプが必要!!ガーン!!アンプを購入するお金がない!!一瞬にして暗闇に放り投げられた思いでしたね。

しょうがないのでアンプなしで練習してました。当時の愛読書はヤングギター!!ヤングギターに載っているタブ譜をたよりに弾いてましたね。あこがれのジェフベックさんのレコードを聴きながら自分でこんな感じかな?みたいなことをやってましたね。いわゆる耳コピーみたいなことです。まあ、適当にホントに適当に弾いて遊んでました。でも不思議なもので、(独学耳コピー?)をやってるとジェフベックさんの音の多彩さ、音のニュアンス、強弱の巧みさみたいなものがだんだん解ってくるんですね。生意気な話、(この人のギターは本当に表情が豊だなぁ、、、)と実感したのを憶えています。

この頃を境にジェフベックのような音を造りたい!!ギターを気持ちよく弾く為の伴奏を造りたい!!自分の音楽部屋を造り一日中、好きなことをしたい!!そう強く思うようになったんです。そうなんです。普通はジェフベックさんのギターをコピーして弾きまくりたい!と思うのがごく普通ではないかと思うんです。僕はちょっと違って音楽そのもの、ロックそのもののサウンドを造りたい!!というそっちに行っちゃったんですね。僕が中学の頃、日本では第二次フォークブームが吹き荒れており、僕もアコギは随分練習しました。アルペジオにスリーフィンガーなどなど。でもそれ以上にジェフベックさんを筆頭に特にUKのロックというものに深く傾倒していった時期でもありました。そういう意味で、僕のその後の人生そのものに大きな影響を与えたのはジェフベックさんの音楽が最初ではなかったかと思うんですね。

結局、Y社にバンドでスカウトを受け、挫折し、長崎へ戻り、一時音楽を捨てた時期もありましたし、結婚し仕事に専念し音楽とは無縁の時期もありましたが、今はまた音楽や映像に携わる仕事もやってますし、自宅には小さいながらも録音スタジオも持ててます。やっぱり、ジェフベックさんを聴かなければ今の自分の人生はまた違ったものになっていたに違いないんですね。僕の場合、中途半端なギターしか弾けませんから、奏法がどうだの、あのフレーズが、、なんてのはおこがましいので書けません。あくまでミーハーな角度からの意見なんですね。ですからギタリストからするとちょっと違った見方の意見かも知れませんね。

そういう観点からだとジェフベック名義、「ブロウ・バイ・ブロウ」、「ワイヤード」「ライヴ・ワイヤー」と続くわけなんですけど、99年のエレクトロニカ・テクノロックサウンドに接近した「フー・エルス!」とか凄く大好きなんですね。この時、ベックさん55歳。テクノサウンドとの融合!!どんだけアクティブなんでしょうか!!アンサンブルで聴かせるジェフベックさんのギタープレイもこれまた素晴らしかった。。やっぱり僕にとって言葉が適切であるかどうかは別として、ジェフ・ベックさんは僕の中で永遠のギターアイドルともいえるプレーヤーであり、僕の人生にまで影響を与えたアーティストの一人でもありますし、ギターを追求し自分のサウンドを追いかけ今なおギタリストとしての延びしろさえ感じさせる素晴らしいギタリスト、アーティストであると思いますね。僕も足元にも及びませんが、その姿勢には大いにリスペクトされますし、僕もずっと自分のサウンドというものを追求していきたい。そう思うのです。

YouTubeに「フー・エルス!」に収録されている楽曲を演奏している動画がありました!さあ!聴いてみましょうか!!

そして2014年。来日公演! きっと素晴らしい演奏を聴かせてくれるに違いないことでしょう。ブロウ・バイ・ブロウから40年目に・・・

ジェフベック関連の人気記事

ストラトキャスター ジェフベックモデル

ジェフ・ベック奏法「哀しみの恋人たち」弾き方16のポイント

<スポンサーリンク>

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る