長崎管理人のシュンです。

DTM制作において道具(ソフトウェア、ハードウェア)はかなり重要な要素になります。
筆者はSONARをメインのDAWとして使いだして早5年になろうとしています。

DTM自体は20年ほどやってます。
この間、タンスの肥やしならぬ(PCの肥やし)となっているソフトウェアも数多くあります。笑
そんなPCの肥やしとなっているソフトに「Band-in-a-Box」があります。

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↑Band-in-a-boxのメイン画面です。

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Band-in-a-Boxのコンセプト

いわゆるスタイルと呼ばれる伴奏パターンが各ジャンル毎に用意されており、コード進行を与えることで、曲が出来上がるという代物です。

この伴奏パターンを持ったソフト自体は古くからありました。
ヤマハのXGWORKSやローランドのシンガーソングライターなどのDAWにも搭載されていた機能です。

Band-in-a-Boxはこの伴奏パターンのみに機能を絞っており、簡単明瞭なコンセプトのソフトウエアで歴史もかなり深いです。

しかし、筆者の周囲にはこのBand-in-a-Boxを愛用している方がいない!のです。

なぜなのでしょうか?

ちょっとさわってみた。

何故だかバージョンアップのみ行って使ったことがなかったんですね。
ということで、ちょっと触ってみました。
DTMに慣れている方であれば、数時間で要領を掴めると思います。

ナルホド、、、簡単にできますね。笑

伴奏スタイルによっては微妙なものもありますが、コードを打ち込んでスグに楽しみたい方には十分なツールになるでしょう。
伴奏スタイルは、カスタマイズが必要ではあると思いますが、十分に使えると思いました。

伴奏スタイルのみに機能を絞ってますので、オリジナリティを出すにはBand-in-a-Boxでイメージを優先でラフに作って、メインのDAW(SONARなど)にインポートし、作り込む、、、という制作パターンがベストな使い方かなと感じました。
で、筆者が所有しているバージョンは、グレードが一番低いBasic Pacです。
レビューなどを読みますと使いたいパターンはほぼ最上位のEverythingPAKでないとダメみたいな記事が数件目につきました。

ということは、EverythingPAKが実売価格で5万ほどですから、メインのDAWのプラグインと考えてもこれは結構な出費になります。

問題は価格か!?

ということで、Band-in-a-Boxを本格的な制作ソフトととするには、最上位のEverythingPAKで5万ほど。となれば、他のDAWの最上位と比較すれば、VSTプラグインなどが同梱されていないので、結果的に割高になってしまう。
Band-in-a-Boxのみで楽曲が完結できるのですが、音質的なものの不満が残る。
そしてカスタマイズ(作り込み)がほぼできない。

結局、DTMのコアな愛好者にとっては、プラグイン的な位置づけになっているので、コスト面で導入に二の足を踏んでいるのかも知れない。というのが筆者の印象です。

結局こういう使い方

SONARのプラグインとしてBand-in-a-Boxを使った動画の例が公開されていました。

SONARへはインポート可能でした。
これでしたら、カスタマイズという形で制作時間の短縮とクオリティアップが期待できそうです。
筆者もこの方法でなにか1曲制作してみようと思います。

DTM制作の方へお役に立てたならば幸いです。

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