70年代にプリテッシュロックの第一次黄金期ともえる年代です。

1970年代のブリテッシュ・ロック。その代表的アルバムをご紹介。今回は第5弾です。

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ジギー・スターダスト:デヴィッド・ボウイ

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本ブログでも幾度となく取り上げてきたボウイのジギー・スターダストであります。ボウイの最高傑作であると同時にロック史に残る名盤。この評価はなにもコアなファンの間でのことではなく、例えばメロディ・メーカー紙においても、同様の評価がなされていますし、その他、各種の「史上最高のアルバム」みたいな企画では必ず上位に入ってきます。ではなにがこの本アルバムは評価が高いのか・・・

まず言えるのは楽曲のクオリティの高さ。録音の素晴らしさとバンド演奏も素晴らしい。既にこの時期、ストリングスのアレンジが施されておりこれがまた実に良いのです。そして、ボウイのキャラクターのエッセンスが加わり、ロックというカテゴリーの中で完成された様式美を構築させているところがこのアルバムの評価が高い点であると筆者は思う次第なのです。

取りあえずスターマン↑ このアルバムの選曲は至難の業です。^^

狂気:ピンクフロイド

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このアルバムも鉄板ですね!60年代後半から70年代前半、ポップ・ミュージックからロックへ、シングルの時代からアルバムの時代へと音楽の聴き方が変わってきた時代にポピュラー音楽の歴史の中でも最も短期間で進化を遂げたロック。その象徴がピンク・フロイドの「狂気」だと思います。当時のサウンドとしては、革新性、完成度、アートワーク、演奏、メッセージがある歌詞。ロックの要素全てにおいて圧倒的なクオリティと異彩を放っているのがこの「狂気」というアルバムなのです。

レッド・シェッペリンⅣ:レッド・ツェッペリン

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レッド・シェッペリンの最高傑作はなに?と問われた場合、世界的に権威のあるメディアでさえ、明確な答えを導けだせない。これはある種、当然である。このレッド・シェッペリンというバンドは懐が広く多面性がありそのどこに着目するかで答えが違ってくるからに他ならないからだ。筆者が思うにアルバムのコンセプトや全体のバランスという面で他のアルバムと比較し頭一つ抜けていると思うこの「レッド・シェッペリンⅣ」を挙げてみた次第です。とにかくピンクフロイドのアルバムの中において、実に多面的にさまざまなティストの楽曲が収められています。こう書けば散漫な印象を持たれるかも知れませんが、これが不思議なことに楽曲のそれぞれのパワーで、微妙な均等を保っており、その点でもレッド・シェッペリンの多面性を象徴しており、完璧な仕上がりのいわばトータルアルバムと言えなくもない本作を筆者は推奨する次第なのです。

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