ジョン・フルシアンテ 瞑想でギターが上達!? 

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寿です。

なかなか、忙しくてギターを弾く暇がない方に
電車の中でもできる。ジョン・フルシアンテのいう瞑想法を取り入れたギターの上達・練習方法の話です。ジョン・フルシアンテ奏法

こちらはジョン・フルシアンテが学んだ ヴィパッサナー瞑想法
簡単にとりかかれるオススメ本

なまけ者の3分間瞑想法

半年で6枚もソロアルバムを発売、ジョン・フルシアンテ

ジョン・フルシアンテのインタビューからですが
レッチリのギタリスト、ジョン・フルシアンテは2005年に半年で6枚もソロアルバムを出しています。
ちょっと待って下さい。半年で6枚もソロアルバム?

出した理由は別として、よくそんなハイペースで曲が書けるよなー、信じられんと思ってたんだけど、そんなジョンのインタビューをギターマガジンにこのような記事がありました。
もとはギターマガジンの2006年6月号のインタビュー記事です。こちらバックナンバーもあるようです。
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2006年 06月号

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瞑想の効果 ~レッチリ ジョン・フルシアンテ~

(2006年6月号)でインタビューで読んだ話

「瞑想の習慣によって俺の練習時間は飛躍的に充実したよ。
すべてのギタープレーヤーに推奨する。効果を肌で感じてほしいね。」
「音楽を感知する俺の能力はそれ以前よりずっと研ぎ澄まされたね・・・・お蔭で俺は10分間にわたるジミ・ヘンドリックスのソロも驚くべき速さで記憶できるようになったよ」
以前なら1ヶ月かかってたとこを長くて2~3日でコピー出来るようになったらしい。
曲を聴きながら「あそこで何が起こったんだ」と思うことがヒントになりギターを弾きながら、どうして弾かれたのかを分析し結論を自分の曲作りに反映する、のだと。

ジミ・ヘンドリックスのインプロビゼーションソロをマスター

この記事を読んで、現在の3大ギタリストの一人といわれるジョン・フルシアンテをしても10分間にわたるジミ・ヘンドリックスのインプロビゼーションのソロをマスターするのには1ヶ月もかかったのかと。。!!

こちらもフルシアンテの記事が
ギター・マガジン (GUITAR magazine) 2009年 2月号

でもそれはそうでしょうね
10分間も続くジミヘンのソロを完璧にコピーするにはまず、10分間のメロディを全部暗記しなければ弾けない事になります。歌ものであれば10分の曲はなんとかでしょうが、10分にわたるインプロビゼーションですから。。。。

現代の3大ギタリスト~ジョン・フルシアンテ、ジョン・メイヤー、デレク・トラックス(24ページ)
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2009年 05月号
jimi_20130704

まず、覚える事は不可能に近いのでは。
でも、ジョン・フルシアンテは1ヶ月かけてそれをやっていた。
ひとつ言える事は天才にしてこれだけ努力をしていたのか??
という事実ですね。

まず、僕であればやろうとしないだろうな〜
難しい・長い・覚えられない。

ここが、天才と凡人の違いかと。。。。

次に驚いた事が、1ヶ月かかっていたコピーが2〜3日でコピーできるようになったんだと。
これは10倍位以上の効率化
ジミヘンの10分のソロしかもインプロビゼーションを2〜3日で完全コピーできると言う事は、驚異的な事です。

しかも、その後、ソロを分析して自分の曲作りに取り入れている。


こちらはジミ・ヘンドリックの「Castles Made Of Sand」もちろん演奏は、ジョン・フルシアンテ

Red Hot Chili Peppers – Castles Made Of Sand

洋書バンドスコア レッドホットチリペッパーズ 母乳 [楽譜]

内容紹介
~~ 収載曲 ~~
■ GOOD TIME BOYS
■ HIGHER GROUND
■ SUBWAY TO VENUS
■ MAGIC JOHNSON
■ NOBODY WEIRD LIKE ME
■ KNOCK ME DOWN
■ TASTE THE PAIN
■ STONE COLD BUSH
■ FIRE
■ PRETTY LITTLE DITTY
■ PUNK ROCK CLASSIC
■ SEXY MEXICAN MAID
■ JOHNNY KICK A HOLE IN THE SKY
※ギター、ベースTAB譜付バンド・スコア

洋書バンドスコア レッドホットチリペッパーズ バイ ザ ウェイ

ギター、ベースTAB譜付バンド・スコア曲目
1.BY THE WAY
2.UNIVERSALLY SPEAKING
3.THIS IS THE PLACE
4.DOSED
5.DON’T FORGET ME
6.THE ZEPHYE SONG
7.CAN’T STOP
8.I COULD DIE FOR YOU
9.MIDNIGHT
10.THROW AWAY YOUR TELEVISION
11.CARBRON
12.TEAR
13.ON MERCURY
14.MIROR THING
15.WARM TAPE
16.VENICE QUEE

ジョン・フルシアンテは全てのギタープレイヤーに瞑想の習慣を推奨するといっています。

精神修養は音楽と非常に深いつながりがあるように思えますね。
どのような瞑想法を取り入れたかは以下のページにあるので参考にしてみました。

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瞑想でギターが上達

自分の耳コピ体験ではよく耳コピする時、音を何度も聴いて音を確かめるのですが、音はとれても弾くのに時間がかかります。

ミー・アンド・マイ・フレンズ レッド・ホット・チリ・ペッパーズ [大型本]

これは、新しく学ぶ(コピーした)フレーズ指の動きやピッキングなどギターを弾くための身体的な修練に時間を要するのとそのフレーズをちゃんと頭の中で再現しなければ決して指だけでは弾けないという2つの能力を鍛えないと耳コピじたいが出来ないことになります。

曲が弾けるということは?

ジョン・フルシアンテ

お蔭で俺は10分間にわたるジミ・ヘンドリックスのソロも驚くべき速さで記憶できるようになったよ」

ジョン・フルシアンテの言うこの「記憶」という言葉にその鍵があります。

もう一度まとめると
①表現したいものを記憶する(メロディ ハーモニー リズム ニュアンスなど)
②表現するめの身体的技術を高める(左手の指のファインがリング 右手のピッキングなど)

この2つが相まって新しい曲が弾けるようになります。

通常、②の「身体的技術を高める」これには時間がかかるので、誰もがこちらばかりに注意を図りますが、②の記憶することが非常に重要な事を忘れがちです。

全て記憶できるデジタルレコーダー的な脳の使い方

曲のニュアンスを含めて頭の中に記憶する事は、まるで頭をデジタルレコーダーのように全ての音を取り込むことのイメージを創造するとわかるとおもいます。
デジタルレコーダーですのでいつでも好きな所から再生できる。
当たり前ですが、頭(脳)をこのように使えれば1ヶ月かかってたとこをジョン・フルシアンテのように2~3日でコピーできてしまいます。

脳は、音のみでなく音から得られる映像やイメージ、色、匂いなども記憶してしまうことができます。そのような記憶をトリガーにすればいつでも細かなニュアンスも再現できるようになります。

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よく、速読方で書いてあるようにパラパラと本をめくりながら見たものを文字ではなくイメージで頭の中に取り込むイメージに似ているのだと思います。

頭の中で再現できれば、あとは体にそれをやらせるだけです。

そのような頭(脳)の使い方を高めてくれるのが「瞑想」です。
ジョン・フルシアンテは全てのギタープレイヤーに瞑想の習慣を推奨するといっています。

こちらは話が変わって
John Frusciante直筆サイン入りのポスターです。
[rakuten]lury:10000041[/rakuten]

レッドチリペッパーズのギタリスト、ジョンフルシアンテが取り入れた瞑想とは?

さっそくジョンの実践しているヴィパッサナー瞑想法を調べてみました。
ジョンフルシアンテが取り入れたギターの練習方法取り入れた瞑想法は「ヴィパッサナー瞑想法」と呼ばれるものです。

ヴィパッサナー瞑想法とは
瞑想の原理はとてもシンプルで『現在の瞬間に気づいていくこと』・・・????

ヴィパッサナー瞑想法の解説書から引用してみました

最初は歩くことから(余計なことを考えず)始めるんだけど簡単そうに見えるが実際難しそう。。本格的なものは、10日間の合宿を行い、その間完全にコミュニケーションを断ち瞑想し続けるのだそうだが・・・。ヨガブームも来てるし、心を鍛える瞑想ブームも来るかもね。

ヴィパッサナーとは「よく観る」「物事をあるがままに見る」という意味らしく物事を受け止める
ブッダの悟りもヴィパッサナー瞑想によって開かれたとの説もあります。

ヴィパッサナー瞑想

「今という瞬間に完全に注意を集中する」ということである。何をしていても「今・ここの自分」に気づいていく。この「気づき」が、ヴィパッサナー瞑想のもっとも大切な技術である(したがって、「気づきの瞑想」とも呼ばれることがある)。
このようにして自分を客観的によく観ていく実践によって、心を成長させることを目指すのである。

また、特にマハシ系では、「気づき」を言葉によって確認(「ラベリング」)し、「実況中継」していくという方法がとられる。ヴィパッサナー瞑想に入る前に、「慈悲の瞑想」がサマタ瞑想として行なわれる。

ゴエンカ系ではヴィパッサナーに入る前段階として、集中力(定)を養うことを目的に、「アーナーパーナ・サティ」(安般念)と呼ばれるサマタ瞑想の一つをまず練習する。「アーナーパーナサティ」(安般念)を重視する思想はパオ系においても同じである。これら二派においては、マハシ系のような言葉による「ラベリング」は行われない。
[rakuten]hmvjapan-plus:10951203[/rakuten]

座る瞑想では特に呼吸に集中することが基本となる。この点は、北伝仏教でも広く用いられる「数息観」と大きな違いはないとも言えるが、数息観とは、あくまで「アーナーパーナサティ」(安般念)の一部であって、二つを同一視することはできない。呼吸に集中することに関しては、南伝仏教の教義の枠内においても、「サマタ瞑想」と大きく区別されるわけではないという点が指摘されている[要出典]。

この「気づきの瞑想」は、必ずしも座って行なわれるだけでなく、歩く瞑想(伝統的には「経行(きんひん)」と呼ばれてきた)や、立つ瞑想、あるいは日常的な動作における瞑想などがある。

wikipediaより

もっと詳しく学びたい方は以下の本が参考になります。
音楽制作|ギター初心者|ギター練習方法|DTM講座|ギター講座|作曲|コード進行|
[rakuten]hmvjapan-plus:10951203[/rakuten]
[rakuten]enterking:13170142[/rakuten]
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コメント

    • shun kawasaki
    • 2013年 12月 28日

    これは示唆に富んだ記事ですね。
    ギタリストのみならず僕のような楽曲制作・アレンジを行う人間にも使えますね。何かの曲にインスプレーションを得て、頭なの中でパートの音を鳴らすというのはよくやる作業ですし、けしてコピーではないのですが、ある曲が引き金になって、そこから発展させてイメジネーションを膨らませやがては自分のメロ、自分の曲として発展させてゆく・・・例えば電車の中、飛行機の中でそれが突然起こったりもするのですが、それをあたかも頭の中のハードディスクに保存しておく・・・あとはそれをひっぱりだして再度頭の中で鳴らし・・・最後に自宅でDAWで実際に音に落とし込んでゆく・・・これかぁ、、イメージとしてのとらえ方!と瞑想、非常に興味深しですね。

    • 寿
    • 2013年 12月 28日

    昨日、書き上げた記事ですが、早くもTOP10位に入りました!!
    (笑)
    音楽制作は知的活動のひとつだと思います。モーツアルトは数十分に及ぶ曲を一瞬で頭の中で作成したと言われています。
    譜面に落としたり、演奏したりする作業に時間はかかりますが、作るのは一瞬。。。ここが凄い所。
    瞑想などの精神活動の中にそのヒントがありそうで調べてみた所でした。
    モーツアルトの作曲法とフルシアンテの瞑想にヒントを得ました。
    フルシアンテの実行しているヴィパッサナー瞑想法とは今を感じる事。
    人間は意外と過ぎ去ってどうにもならない過去にくよくよして、まだ来ていない未来に不安を抱いている。過去でも未来でもなく今を感じるとはなんと素晴らしい事でしょうか?
    出典はギターマガジン2006年6月号です。

  1. 2014年 2月 15日

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