イーグルス「ロングラン」|アメリカン・バンド

西海岸のウェストコーストロックの紹介の締めくくりはイーグルス!!

そしてイーグルスの中で好きなアルバムはこのアルバム「ロングラン」

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ビートルズの「ホワイトアルバム」同様に
前作の「ホテルカリフォルニア」の大成功から解散への過程の中で作成されたアルバムですが、実にメンバーの個性を各曲で楽しむことができます。

待てよ、今、ふと気が付きましたが
「ホワイトアルバム」とこの「ロングラン」の黒
ひょっとしたら、ビートルズに準えて。。。??

イーグルスのソングライティングを担っているグレン・フライとドン・ヘンリーはレノン&マッカートニーみたいなコンビを組みたかったと以前インタビューで言ってましたね。

話は変わってこのアルバム「ロングラン」むしろ、メンバーのソロ・アルバムをまとめたような感じさえするアルバムですが

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この中の1曲「ザ サッドカフェ」この曲はいい曲です。

アメリカン・ドリームとイーグルスの終焉

内部分裂、大成功の後の目標への消失感などの中で
バンドの偉大な成功と裏腹に音楽を始めたころの夢や音楽で「世の中を変える」事ができなかった事を歌った曲です。

イーグルスの解散に及んで、
最後に、かなった夢と、かなわなくて「サッドカフェ」の中に今でも埋もれている夢があるとドン・ヘンリーが歌っています。

その夢はいったいなんだったのでしょうか?

イーグルスの歌った
ホテル・カリフォルニアの予言の様に音楽や社会を取り巻く環境は商業第一主義化され大きな世界的なビジネスの波に飲み込まれてゆきます。

イーグルスの終焉とともに70年代が終わり
80年代が幕を開けました。

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