第二期ジェフベックグループ |ジェフ・ベック

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寿です。
前回、ロッド・スチュワートやロン・ウッドとバンドを組んでいた
第一期ジェフベックグループのアルバムについて書いてみましたが、
実は第一期ジェフベックグループについては昔からあまり聞いていなく音楽的にもブルースという印象しかありませんでした。

第二期ジェフベックグループ

実はバンド時期で一番好きなのが
この、第二期ジェフベックグループです。

音楽性がブルース+黒人音楽の色が加わって楽曲的にいいものが多くでいます。
ベースにクライヴ・チェイマン、キーボードにマックス・ミドルトン、ドラマーにコージー・パウエル、ボーカルにボブ・テンチ
個人的にはこの時代のベックサウンドが好きです。
ブルースやロックンロールの影響に加えて黒人音楽の要素が取り入れられています。

71年に発売した『ラフ・アンド・レディ』は特に素晴らしい出来だと思いますね。
「ガット・ザ・フィーリング」や「シチュエイション」という曲にその黒人音楽的な
リズムやメロディ・ベースラインなどが感じられてるアルバムです。

そして、第二期ジェフベックグループには
ドラマーにコージー・パウエルがいて素晴らしいパワーとテクニックのドラミングをみせてくれます。

そして、キーボードのマックス・ミドルトンはこの後も
ブロウバイブロウのアルバムにおいても
ジェフ・ベックの曲に影響を与えます。

それでは、第二期ジェフベックグループのアルバムを

『ラフ・アンド・レディ』 – Rough and Ready (1971)

第2期ジェフ・ベック・グループのデビュー作。ボブ・テンチ、クライヴ・チャーマンら黒人アーティストを加入させ、それまでのブルース・ロックのスタイルからブラック・ミュージックへのアプローチを見せた革新性溢れる作品。メンバーの高い演奏力に支えられた強烈なアンサンブルと独創的なクリエイティヴィティはロックとソウルの融合という新しい音楽を生み出すことに成功。その洗練されたサウンドはシーンに大きな影響を与えた。(1971年作品)
1.ガット・ザ・フィーリング/2.シチュエイション/3.ショート・ビジネス/4.マックス・チューン/5.アイヴ・ビーン・ユーズド/6.ニュー・ウェイズ/トレイン・トレイン/7.ジョディ

『ジェフ・ベック・グループ』 – Jeff Beck Group (1972)

1.アイスクリーム・ケーキ/2.グラッド・オール・オーヴァー/3.今宵はきみと/4.シュガー・ケイン/5.帰らぬ愛/6.ゴーイング・ダウン/7.アイ・ガット・トゥ・ハヴ・ア・ソング/8.ハイウェイズ/9.デフィニットリー・メイビー

ボブ・ディランの「今宵はきみと」やスティーヴィー・ワンダーの「アイ・ガット・トゥ・ハヴ・ア・ソング」、ダイアナ・ロスの歌唱で知られる「帰らぬ愛」などのカヴァーも収録。前作から続くソウル、ジャズ的なサウンドのなかにフュージョンを先取りしたかのような方向性も示している。全米19位。(1972年作品)

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