指で使っている音がわかる目から鱗のペンタトニックポジション

寿です。

前回、拡張のマイナーペンタトニックスケールの話をしました。

ペンタトニックスケールの効果的な使い方 | ギターとDTM Toy-Music-Blog

こちらが元の記事

拡張のマイナーペンタトニックスケールは
同じ、ペンタの音を使っていても♭5thがスライドで組込めれている話をしました。

関連記事
Part1はクロスロードで使うコードとその構成音からなるリフ
Part1 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」コードとリフ
Part2はマイナー&メジャーペンタを使ったクロスロードのコピー
Part2 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」ギターソロ
Part3 はメジャーペンタをアドリブに活かす
Part3 アドリブに活かせるエリック・クラプトン奏法「クロスロード」コードとスケール

指で音を覚えるメリット

そして、このワイドレンジのポジションはもう1つ大きなメリットがあります。

それは、どんな音を今、弾いているのかという事が
使っている指でわかるという事です。

通常ブルースやロックでマイナーペンタトニックスケールをアドリブなどで弾くと
どの音もコードにあっているので外す事がなく弾けてしまいます。

しかしデメリットとして
メリハリの利いた、ソロがひくにくくダラダラとなったソロになりやすいことです。

しかしクラプトンなどペンタだけでうまくフレーズをまとめてますし
スローハンドと呼ばれるくらい
あまり、移動してないのにいいフレーズを弾いていますよね。

Eric CLAPTON

マイナーペンタトニックスケールにおける各音の役割

マイナーペンタトニックスケールの音は
ルート ♭3度 4度 5度 ♭7度の5つ
そしてそれぞれそのキーにとっての主な役割があります。

①ルート  コードに対して最も落ち着く音でフレーズの最後にもってくると効果的
②♭3度  コードに対して調を決めている音 Qチョーキングが使える
③4度   コードに対して不安定で経過的に使うと効果的
④5度   ①の次にコードに対して最も落ち着く音でフレーズの最後にもってくると効果的
⑤♭7度  不安定な音で①⑤に繋げると効果的

たった5つの音ですが
この5つの音をアドリブソロで考えながら使うのは
かなり、ギターが弾きこなせても相当難しいですね。

スライドて使っている音はすべて♭5です。
スライド音は全てブルーノート♭5を使うため
フレーズでスライドを使えば簡単にブルジーさを強調できるメリットがあります。

そして、各音で
使う指が決まっているため(慣れると)指板を見る必要が無く何の音を自分が弾いているか
がわかるんですね!!

6弦ルートの時
・人差し指 ♭7 ♭3
・薬指   ルート 4度
・スライドした薬指  5度

5弦ルートの時も同じく
・人差し指 ♭7 ♭3
・薬指   ルート 4度 5度

これで音を覚えておけば
そのコードでもっとも使うべき音を指使いで弾き分けることも可能となるわけです。

<スポンサーリンク>

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る