ベイビー大丈夫か! 伝説のロックフェス。最悪で最高!ビートチャイルドを再び振り返る。

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ビートチャイルド・・・1987年、夏の阿蘇。

快晴から青空の下、当時の日本のロックで最高のアーティストたちが、翌日から始まるの本のロックの夜明けを予感しながら、熱いリハーサルを繰り広げていた。

3万人の予定だったチケットは販売数は7万枚を超えていた。会場となったなだらかな大草原の客席は多くの若者で埋め尽くされた。

しかし、突然の豪雨!草原は一瞬にして泥水で溢れた。

歴史的な12時間のオールナイト野外ロックフェスは未曾有の記録的な豪雨で始まることになった!!

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ビートチャイルドの主な出演者たち

ザ・ブルーハーツ

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85年に結成されまさに売出し中の時期の頃である。稀代の名曲といわれる「リンダリンダ」は、87年の発表以来長年に渡り、世代を超えた若者の永遠のアンセムとして現在の若者たちにも歌い継がれている。

岡村靖幸

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和製プリンスと呼ばれた、稀代の秀才岡村靖幸は、20年以上の長きに渡ってカウンターカルチャーの象徴的存在として、’80年代当時ぶっ飛んでた若者から現代のオタクまで、非常に幅広い層から高い支持を得ている。

BOØWY

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日本の音楽シーンに多大なる影響を与えたバンドの一つ。再結成を望まれつつも未だに実現しない伝説のバンドである。

ヴォーカルの氷室京介は、ソロデビュー後、ヒット作品を連発しその後世界的動きも活発に行う為に活動の拠点をLAに移す。今年ソロデビュー25周年を記念しベストアルバムをリリース(8月21日発売)、ファン待望の全国ツアーすることを発表している。

ギターの布袋寅泰は、BOØWY解散後もソロやCOMPLEXなどでこれまたヒット曲を連発、ツアーを中心に精力的な活動を行う。Q・タランティーノ監督の映画主題歌を担当するなど世界を股にかけ活躍する日本を代表するトップギタリストである。また、TVのCMに出演するなど多岐にわたって活躍。

尾崎豊

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その作品と活動と精神性は、日本の音楽シーンに多大なる影響を与えながら、夭折した伝説のミュージシャン。作品に迸るメッセージは、亡くなってから20年以上経過した現在でも多くのファンやミュージシャンからリスペクトされている。

未だ亡くなったことが本当に惜しまれる数少ないカリスマ・ミュージシャンでもある。

男性ソロミュージシャンとしては、追随を許さない唯一無二の孤高の存在として崇められている。

佐野元春

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ギタリスト、作詞家、作曲家、音楽プロデューサー、ラジオDJ・詩人と多彩な顔をもつ日本を代表するロックミュージシャンの一人。詩人としてのメッセージを内包した歌詞、多様なリズムとアレンジ、ラップやスポークン・ワードなどの新しい手法を実践し、さまざまなジャンルの音楽を折衷させた曲を数多く発表して作品の商業的ヒットに関係なく高い評価を得ている。

現在は独立系レーベル「Daisy Music」を主催し、インターネットを通じた音楽活動などでも先駆的な試みを続けている。歌詞のみに焦点をあてたNHK教育で放送中のレギュラー番組「佐野元春のザ・ソングライターズ」は好評価を受けシリーズ化されている。

ビートチャイルドの動画たち

BOØWYのステージ

尾崎豊の鬼気迫るステージ

白井貴子、感動のステージ

当時のビートチャイルドのプロモーション

当時の状況を克明に記したオフィシャルサイト

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ビートチャイルドへの想い。

筆者は生涯この野外フェスを忘れることが出来ないだろう。筆者の他ブログからの引用です。

はたして当日。山の天気の変化は猫の目のごとしとはこのこと。

イベント当初は晴れていたが、夕方から豪雨に!!

やまのなだらかな斜面の会場は泥の川となり、寒さと雨に7万人、そしてステージのアーティストを襲った!

寒さで失神するもの続出・・・ 救急車が会場を行き来した。

「史上最低で、最高のロックフェス」と呼ばれたこの一大イベント。

最後まで敢行した。

凄い!今ならば完全にイベント中止だ!

しかもこの豪雨の中、誰も帰らない!
アーティストやバンドも最悪のPA状態の中でそれに答えた!!
夜明け前、大トリの佐野元春のステージの時には雨もあがった。神々しかった夢中で歌った!

あれから27年の時が過ぎた・・・

ビートチャイルドのライブは今でも憶えているし忘れようがない。

今、振り返ると人生を高速で体験したような感じ・・・
人生、豪雨に見舞われる時もあるがずっと降り続く雨はない。

当時を懐かしむのではなく、あの時があったから今の自分があり、ずっとロックや音楽が好きな自分がいるし、ちょっとだけ誇らしい。

まさにBEATCHILDなんだ!僕たちは!

あの会場にいた多くのBEATCHILD達は今の頑張ってるか!?

まだまだ頑張ろう!

負けてないか!? ベイビー大丈夫かぁー!!

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