脱・ギター・初心者 ブルースギターのコード② 9thコード

寿です、脱・ギター・初心者コーナー

昨日のブルースコードの第一回目で
セブンスコードにはドミナントセブンスとメジャーセブンスの2つの種類のコードが
あって、前者は第7音が♭、後者は第7音が♭しない事を書きました。

そして、ブルースでは
第7音が♭したドミナントセブンスコードを用いてブルージーな雰囲気を出す事も書きました。

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複雑な響きを加えるテンションノート

ブルースでは中級以降になると
通常のセブンスコードに加えてテンションノートとよばれる音を加えて
より複雑で味わい深い
コードの響きを出します。

ここに、ブルースコードの醍醐味があります。

セブンスコードと相性のいい9thと13th

ブルースのテンションコードで
セブンスコードに加えて相性のいい音はズバリ
9thと13thです。

9thコード
9thはドミナント7thコードにルートから数えて2番目の音を加えた
コードになります。
通常は1オクターブ上の音を加えますのでルートから数えて9番目にあたりますので
9thコードと呼びます。
9thコードはセブンスコードの上にルートから数えて9番目の音を加えてコードで
表記はA7(9) E7(9)と表記される事が多いですが
A9 E9のようにセブンスを省略して表記されることも良くあります。

よく、add9と間違われる事が多いのですが
セブンスコードに9番目の音を加えたものが9thコード
メジャーコード(セブンスを除く)に9番目の音を加えたものがadd9
です。
響きが全く違うので注意が必要です。

ブルースギターのコード 9thコード

ブルースギターのコードに彩りを与える9thコードですが
構成は
ルート 3度 5度 ♭7度 9th

Cのキーならば
ド ミ ソ シ♭ レの構成になります。

キーAでの9thコード
押さえ方は下記のような押さえ方ができます。


右側はルート音を省略したもので一般的にはこちらが利用されます。


右側はルート音と5度を省略したもので一般的にはこちらが利用されます。


右側は5度を省略したもの

ルートと5度の音は省略することもできますので、自分で色々と
考えて作ってみるのもいいと思います。

今までのブルースバッキングに9thコードを入れてみて下さい
ひと際、違った響きに驚くはずです。

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