ドリアン・スケールとマイナーペンタトニック
- 2014/9/2
- 05 ギター
- ドリアン・スケール, マイナーペンタトニック
- コメントを書く
昨日、ドリアン・スケールの話をしましたので、ちょっと思い立ちました。
マイナーペンタトニックのスケールの次に覚えやすいのがドリアン・スケールですね。
こちらにAmペンタトニックとAドリアン・スケールを書きましたが
ピンクの印はおなじみのAmペンタトニックスケールです。
各フレットにルートから見た度数を書いています。
ドリアンスケールとは?
そしてこのAmペンタトニックスケールに9Thと13Thを入れるとAドリアン・スケールになります。
9Thと13Thというと難しく感じますが、テンション音なので各数字から7を引いてみてください。
すると2と6ですよね。
つまり、Aから見て2番目のBそして6番目のF#を加えるとドリアン・スケールになります。
マイナーペンタ+2と6
覚え方はマイナーペンタ+2と6と覚えてください。
呼び方は2と6の1オクターブ上の9th 13thと呼びます。
ドリアン・スケールの一般的な使い方。
もちろんAmコードの時にも
Aドリアン・スケールは使うことができます。
前にも書いたと思うのですが、
AメジャーペンタはAメジャースケールから4度と7度を抜くので
(ヨナヌキと呼ばれていますが)残りは
R 2度 3度 5度 6度
おっ、2度と6度が出てきましたよ!!
AmペンタにAメジャーペンタの特長である2度と6度(9thと13th)を足しますので、マイナー感にプラスメジャー感のある
なんとも言えないメロディアスなスケール感をもたらしてくれます。
メジャーとマイナーの区別が薄いブルースなどでは良くドリアンを使います。
各スケールの構成をまとめました。
そして、ちょっとこちらの表を見てください。
キーをCで統一して
マイナーペンタトニック・スケール
ナチュラルマイナー・スケール
そしてドリアン・スケール
ナチュラルマイナー・スケールと
ドリアン・スケールの違いは1音だけ
ラの音が♭しているのがナチュラルマイナー・スケール
ラの音が♭していないのがドリアン・スケール
マイナーペンタトニックー・スケールに2度と6度を足せば
ドリアン・スケール
マイナーペンタトニック・スケールに2度と♭6度を足せば
ナチュラルマイナー・スケール
これを覚えておけば役に立ちます!!
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。