寿です。
今日は右手骨折リハビリ込めてギター練習を
昔弾いた楽曲を耳コピーをしなおそうかな〜
おっと、CD(MP3に落としてた音)とギターをあわせて弾くと
微妙に音程がずれている。
そんな経験ありませんか?
実は昔のレコードはチューニングが10セントから20セント高いモノが多い。
ちなみにDeep Purpleのアルバム マシーンヘッドはこれくらいの高さで丁度合います。(^^;;
ディープ パープルのスモーク オン ザ ウォーターも標準チューニングでCDと合わせると微妙に音程が違う事に気づくはずです。
メーターを見るとかなり高いと思われるかもしれませんがこれくらいでソロを弾いてぴったりです。
15セントくらい高いでしょうか。
コレくらいのズレだと完全にチューニングが合っていない感じはしないのですが
微妙に違和感を覚えるいわゆるピッチ感が違うといった感覚でしょうかね。
昔のアルバムはなぜピッチが高い?
理由は諸説ありますが、
442~443Hzなど管楽器とか、ピアノなどに合わせていた可能性もありますね。
昔のレコーディング機材とかも基準違ったかもしれません。
僕も学生の頃、コピー苦労しました。しかも音叉でチューニングしてた時代なので、
ギターを音叉でA音440Hzに合わせていました。
当時は基準が440Hzでない可能性もありますね。
それともう1つ考えられるのが
テープの録音機材のスピードと再生スピードの関係
あと、昔はテープで録音してましたので
録音機材と再生機材のテープの回転スピードが微妙に違えば音程・ピッチは当然変わります。
子供の頃ですがアナログのレコードプレイヤーも33回転と45回転の切り替えがあって
33回転がLPでそれを45回転で回すと甲高い音になって、逆は低音のモンスターヴォイスになったりして
遊んだ経験がありました。
それと同じで再生するラジカセを変えるとまた、音程が違う、、、という事がありました。
当時のマスターテープは録音時と再生時のスピードが微妙に違った可能性がありますね。
(あくまでも推定ですが)
逆にデジタルレコーディングの今は基準が440で、ぴったりあいますもんね
経験上最もズレが大きかったのがJeff Beckのラフ・アンド・レディのアルバム、クオーターノート以上ずれてた、、、
こでじゃキーが変わる(笑)
ギターの上達とピッチ感
ギターは音程も大切ですがピッチ感が最も大切な楽器です。
チューニングはもちろんのこと
チョーキングやビブラート、スライドなどは当然として
弦を押さえる指の力加減でもピッチは違います。
ギターも個体によってはどうしてもチューニングが狂うフレットがあります。
フレットの押さえ方によって微妙に音程をコントロールする高等テクニックも必要になるケースもあります。
ラリーカールトンのように
チョーキングの上手いギタリストは聴いててホント気持ちいいですね。
彼はビブラートをかけないチョーキングを良く使いますが
きっちり目的の音を頭の中に描き微妙なピッチをコントロールしているように思います。
また、オーケストラの弦楽はその場でチューニングですからね〜
耳がよくないと(^^;;できる技ではありませんね。
ピッチ感の習得には
やはり、実際に耳でコピーして一緒に弾いてみることがオススメです。
僕はチューニングで苦労した経験が耳のピッチ感を養うのには非常に役にたっています。
今は「チューナーで合わせてTAB譜をみて」で弾けますが
チューナーもなくTAB譜もなくCDのピッチも標準と違っているものを耳で聴いて音を取るのは最もギターという楽器を習得するには有効な手法かもしれません。
また、 CDのピッチも標準と違うモノはCDの中で開放弦、ピアノ、ベース音と合わせてチューニングしていましたし、そもそもチョーキングやビブラートはピッチ感が良くないとテクニック的にも決まらないし、、、
ぜひギターの上達には面倒でも耳でコピーしてみることがオススメです。
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