インターネットの有効活用で新世代がブレイクする土壌は出来た!

foro18

2000年代は音楽の在り方を考える上で、インターネットの発展と普及は欠かすことが出来ない重要なトピックであると云える。

<スポンサーリンク>

事例が誕生して来た。

2000年前半、インターネットを有効活用したアーティストが表れた。何かの本で読んだ受け売りなので、バンド名は忘れてしまったが・・・

その書籍に登場するバンドがまずやったことが、ネットを通じてファンにデモ音源を配布。そしてゲリラ・ライブの告知を行った。結果、ファンとの直接言葉を交わしたりすることで、独自で強固なコミュニティを作りあがることになった。レコード会社などの企業を介さず、ファンと直接つながった。それが電子メールやSNSであったとしても、ネットを媒介として、これまでは不可能であったプロモーションを自分自身の手で、セルフプロモーションに成功した。

これは結果論かもしれない。このバンドが意図して仕掛けたとは言い難い・・・それが偶然の産物であったとしてもこの事象は極めて重要であり、今後に続くバンドやアーティストへの示唆に富んだことであったろう。

アーティストと音楽をネットでつなぐ。新しい始まり・・・

foro18

前述したことは新しいプロモーションの序章であるだろう。

動画投稿サイトの隆盛。そしてSNSは普通に自然に多くの人たちにとって当たり前のコミュニケーションツールとなっている今、セルフプロモーションをやることで、新しいファン層の獲得やLIVEへの集客。いやそれ以上に、同じ音楽をCDを買う以上に親近感と感動を持って新しいアーティストとファンの繋がりがより深いコミュニケーションを構築していくだろう。

これは始まりである。

そしてCDもレコード会社もそんなコミュニケーションの波に淘汰されるのかも知れない。極論であるが、商業主義に走り過ぎた音楽をむしろ解放する新しい波となるのかも知れない。音楽は本来、お金で買うのは間違いだったのかも知れない。むしろ、お金を払ってそのグルーヴをパフォーマンスを演奏するアーティストと同じ時間を共有することこそ、健全な音楽とオーディエンスの関係なのかも知れない。

1970年代、音楽(特にロック、ポピュラーミュージック)の商業的な成功が多くの良質の作品とアーティストを生んだのは否定しないが四半世紀をへて、音楽と私たち聴衆が新しいステージへ向かおうとしている。そして、それは一体何を生むのだろうか・・・

アーティストが覚醒する日も近い!?

これまでもSNSや動画投稿サイトなどネットツールを使えば新しいことや新しい体験。そしてそれが対価を得る仕事の側面をも手に入れることが出来ることは、多くのアーティストが気づいている。

だが、本来の音楽活動がセルフプロモーションに時間を取られることになるのは本末転倒であるし、それに気づいているからこそジレンマに陥っているアーティストは多いだろう。

しかしながら、ネットやSNS、動画サイトの投稿など当たり前のスキルになりつつある今、今後生まれてくる新しい世代のアーティストにとって、セルフプロモーションは当たり前の時代が来るのだろう・・・

レコード会社や商業的な縛りに囚われず自由な発想で生まれる音楽が出来れば・・・これはもうワクワクもので、筆者のようなオールドな音楽人間もセルフプロモーションに取り組むべきではなかろうか、、、フトそんなことを想いながら今日もDAWのアイコンをクリックする。。

筆者も亀の足のごとくゆっくりとではあるが確実にセルフプロモーションに取り組んでいる今日この頃なのであります。

<スポンサーリンク>

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る