【ネヴァーマインド】90年代、ニルヴァーナのアルバムはロックの基準値

長崎管理人のシュンです。
ニルヴァーナの「ネヴァーマインド」は91年にリリースされた。そして、今なお、本アルバムはロックの基準値として認知されてから久しい。そんなニルヴァーナについて。

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ニルヴァーナとは!?

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ニルヴァーナのセカンド・アルバムである「ネヴァーマインド」は、ビルボードにおいてナンバー1となり、驚異的な売り上げを示した。シアトルのローカルバンドに過ぎなかったニルヴァーナを全米トップの人気バンドへと押し上げた。ロック、音楽ファンでニルヴァーナのロックは聴いたことなくても、本アルバムのジャケットは見たことがあると思います。それほど、バカ売れしたアルバムだったのです。

ニルヴァーナ (Nirvana) は、1987年に結成された、アメリカのバンド。バンド名には、仏教用語の「涅槃の境地」という意味合いと「生け贄」という意味合いがある。「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」のヒットで知名度を上げ、1990年代以降のロックに影響を与え、しばしばオルタナティヴ・ロックシーンにおいて『ニルヴァーナ以降』という言い方をされる。全世界でのトータルセールスは、約7500万枚。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第30位。

アルバム1曲目に収録されている(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット )

そのシンプルなリフと技術的にも簡易なギターワーク、更には時代の「リアル」を反映した詞によって、たくさんの若者の支持を得たし、(これだったら自分たちでもやれる!)ということで、後発のバンドに影響を与えている。いつの時代にもこのようなバンドは時代の起爆剤となるものだ。

プレイヤー至上主義の従来型のロックに対してのアンチテーゼ

70年代の音楽的にも難解になりリスナーの領域からドンドン離れていったプログレシヴ・ロック。その後に生まれたパンクロックのピストルズしかりである。そういう意味あいでも多くの評論家やコアなロックファンの間でニルヴァーナの「ネヴァーマインド」をロックミュージックの重要な音楽的転換点と指摘する声は多いのである。

もっと具体的に言えば、レッド・ツェッペリンなどに端を発する「(少なくとも普通の人には)歌えない」、「(プレイするのが)難しい」、プレイヤー至上主義の従来型のロックに対して、新しい世代の若者(90年以降)が大きく唱えられた「NO」であったのだ。

悲劇的な最後

ヒット曲はバンドやミュージシャンのイメージや音楽性の脱皮において、しばしば重圧としてのしかかるものである。成功から来る重圧に耐えられなくなり、次第にドラッグにのめり込んでいったメンバーのカート(ボーカル、ギター)は、自殺未遂や奇行を繰り返し、ついにはシアトルの自宅にてショットガンで頭を撃ち、自殺。残されたメンバー間でのレア音源やリリースされていない曲の発表に関する問題で衝突を繰り返し、法廷での決着を見ることになる。

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