筆者はキーボード系はコルグファンです。
特にストリングス系の分厚いサウンドは魅力がある音色です。久々にコルグのサイトを閲覧し驚きました。micro ARRENGER に代表されるアレンジキーボードの新商品!?が2機種も紹介されてました。その実力は・・・!?

アレンジキーボードの歴史

ハッキリした年代は記憶があいまいなのですが、KORGのアレンジキーボードの最初はおそらくi3というシンセであったと思います。もう20年位前だと思います。当時はバカ高く高嶺の花。たまたま友人が購入していて触らせてもらった印象は、「完成度が高い」というもの。さすが、KORG プリセットされているスタイルが素晴らしく良くてブラス系がアレンジされたパターンなどとても心惹かれました。ただ、今のような自由度がなくましてPCとの連動もなく、このまま使ったら「オリジナルティ」に欠けるなぁ、、、と感じてました。 その後、i3はヒッソリと販売中止をむかえました。

それから数十年・・・

micro ARRENGER が登場!

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たまたま筆者がKORGのサイトで装いも新たにアレンジキーボードをリリースします!というアナウンスを目にしました。スペックも申し分なく、USBこそありませんでしたが、SDカードでのスタンダードMIDIファイルでの連動。PCとの連携が出来ればこれは、使える!という思いがありました。なによりよかったのがミニ鍵盤で、コンパクトな大きさ。これはDTMユーザーにはありがたいもの。MIDIインタフェースを介してMIDIキーボードにも使えるな。。と直感的に感じ、早速予約してしまいました!

はたしてその実力は・・・

カタログスペックではHIシンセシス音源搭載。これはKORGの名機でもあったトリニティにも採用されていた音源。価格もこれらのスペックでならコストパフォーマンスも高くスピィーディーに曲をつくれる。あるいは曲作りのサポート。アレンジのアシスト的な使い方としてとても戦力になるものでした。搭載スタイルも十分な数。しかもどのスタイルもさすがKORG!といった完成度のたかいものでした。ただROCKカテゴリーを除けば・・・

さて、筆者がマイクロアレンジャーで作った曲をご紹介します。Toy-Music の記事を読まれていらっしゃる方はお聴きになった方も多いかと思いますが、ここで流れている曲(1分すぎから。。)はこのマイクロアレンジャーのみで作ったもので、制作に構想からいれても1時間。実作業は15分ほどです!

ではお聴きください。↓

いかがでしょうか!? かなりの完成度のアレンジだと手前味噌です。笑

充実したラインナップ

そしてこのアレンジキーボードですが、KORGに新たに新機種が2機種加わっていました。pa600とpa900です。

(pa600のルックス)
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(pa900のルックス)
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このPaシリーズは、micro ARRENGERと比較すると鍵盤が標準サイズであること。音楽スタイルがかなり追加されていること。サウンドエンジンがより進化していること。ギター音源(ギター独自の奏法などを含む)がかなり進化したらしいこと。これらが大きく違うところで、LIVEの使用も考えられた仕様になっているようです。

日本ではなぜかあまり人気がない

どういう理由かはわかりませんが、国内ではこのアレンジキーボードはあまり人気がないのだそうです。それは何故なのでしょうか・・・・国外へ目を向けますとPaシリーズは海外での発売が早く、Pa900なども数年前に既にリリースされていました。日本では遅れての発売となったワケです。海外ではかなり人気があるようです。今回、pa600、pa900が国内でも販売開始され今後、どうなるのか注目したいところです。

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