Isn’t She Lovely【僕がやってる】アドリブアプローチ3つ
- 2014/9/1
- 05 ギター
- Isn't She Lovely, アドリブ, コード, 方法, 進行
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寿です。
アドリブが弾けたらカッコイイって思った事ありませんか?
僕がやっている方法を書いてみました【笑】
ご参考になれば
どうやってアドリブは弾くの?
楽器店で、飛び入りで セッションで!!
弾けるとカッコイイですよね。
全くの初めての人は「どうやって弾くの?」って思われる
と思います。
コピーばかりやってたんで最初は僕もさっぱりわからず、、、、
でした。
Isn’t She Lovelyアドリブアプローチ3つの方法
アドリブは「瞬間的な作曲力」が「感性??」
「いやいや理論が必要と」「ペンタトニックじゃ、、、ワンパターンだし」などと、言われますが、ある程度の攻略方法があります。
いつものギターアドリブメロディ作成・手口を公開(笑)
寿です。
昨日のベイタウン夏祭りのJAZZの影響か?
今日は久しぶり日曜日何もなかったので
遅く起きた朝(笑)からギターを弾いて
そう、思いつきでiPhoneで撮ってみることに
こちら
そうだ、1コーラスずつアドリブで使う手口(笑)で
まとめてみようと!!
※iPhoneで撮ったので録音レベルがちょっと小さいですが。
- ①マイナーペンタ
- ②ドリアンスケール
- ③トラアド音を意識したソロ
youtubeのIsn’t She Lovelyのオケに合わせてアドリブを弾いてみる
YoutubeにあったIsn’t She Lovelyのバッキングを
Webで鳴らしてギターを合わせてみました。
後はiPhoneの自分撮り。
画面が切れてますね、、、ホント一発撮りアドリブです【笑】
アンプはローランドMicroCubeでエフェクトはディレイのみ。
ギターはMusicManAxisのNonエフェクト生音【笑】
バッキングはこちらの
Webサイトが無料でYoutubeに出してあるものをYoutubeを流しながら
Bobby’s Backing Tracks – Bobby’s Backing Tracks
アドリブや作曲の簡単な手法をみんな知りたがっている?!
お昼に、撮ってYoutubeにアップ
先ほど、夕ごはん前に見たら再生回数 179 回になってますね。
多いか少ないかはわかりませんが
アドリブや作曲の簡単な手法は知りたい情報なんでしょうかね。
ということで、前回まで3回続けてきた
ギター・ソロ アドリブソロの作り方??に合うので今日はこれをネタにしてみようかと。
今日は久々の何にもない日曜日!!
良くセッションなんかで弾かれる
スティビー・ワンダーのIsn’t She Lovelyをちょっと
撮ってみました。
Isn’t she lovely コード進行
C#m7| F#7 | A | E△7 |
C#m7| F#7 | A | E△7 |
A△7 |E♭m7(♭5) G#7|C#m7 | F#7 |
A | A |E | E |
Aのところは厳密な解釈は抜きにしています【笑】
キーはC#m=E
以下の③種類のアプローを1コーラスずつ、先に使うスケールを弾いてアドリブをとってみます。
①マイナーペンタ
②ドリアンスケール
③トラアド音を意識したソロ
最初のワンコーラスC#マイナーペンタ
①C#マイナーペンタ
まずはコレですね、キーがマイナー・コードであれ
そのキーのマイナーペンタトニックは大丈夫
メジャーキーの時はちょっと違うアプローチになりますが
まずはコレ!!
マイナーペンタトニック
王道ですが、これだけでは分の5ソロは苦しい。(笑)
このマイナーペンタトニックを上手く引き出すのが次の手法
ドリアンスケールで味付け
②F#ドリアンスケール
おしゃれな感じになりますね
※コレがなぜ使えるのかは、(・・;
機会があればWebで詳しく解説します
という風にFBで書いたので
この下は少し長文になります(ごめんなさい)
C#mキーでF#ドリアンスケールがなぜ、使えるのか?
※果物のドリアンとは全く関係ありません、、、
多分、多くの方は何のコードの時に
どんなスケールを弾けばいいのか?
そこが知りたいんだと思います。
僕もそうでした。
「コード毎にスケールを切り替えるのかと!」思ってました。
実は違うんですね
転調の場合は切り替えざるを得ませんが、一つのキーで
幾つものスケールが使えます。
ここからが理論書に載ってないノウハウですぞ!!
ある考え方を手に入れたら
理論なしで自分で考える事ができます。
※それが理論の本質なんですがね(笑)
1曲通して1つのスケールでもいいですし感じに合わせて切り替えてもOK
ドリアンスケールといえば
Ⅱm7にぴったし!!
CキーだとⅡm7=Dm7
あたりに使えるイメージが定着してますが
Ⅱm7の無い、この曲になぜ(・・;使えるかですね。
ここからが音楽の奥深いところです!!
ドリアンスケールとは何か?
答えは簡単
「ドリアンスケールはメジャースケールの2番めの音から始める音階」それ以外の何物でもありません。
と、、いうことは
メジャースケールとドリアン・スケールは構成音は全く同じ
\(◎o◎)/!(驚き!!)
では、メジャースケールで弾けばいいじゃん
なんでドリアンなの?
はい、理論書にないのがココに!!
もう一度、以下を確認ください。
メジャースケールとドリアン・スケールは全く同じ音を並べたものでメジャースケールの2番めの音から始める音階をドリアン・スケールと呼ぶ!!
Isn’t She Lovely キーC#mをメジャーキーで表せば?
それでは本題に戻ってIsn’t She Lovelyをドリアンで弾く
この曲の解釈ですが「この曲はキーがC#m」ですので
メジャーキーに変更すればEメジャーキーです。
※平行調という概念ですが
例で良く、CメジャーキーでAmペンタが使えますね。
CメジャーとAmは平行調だからです。
メジャーキーのマイナー平行調は
ダイアトニックスケールで数えれば6番目に出てくるコード
逆にマイナーの平行調は
3番目に出てくるメジャーコードになります。
まずは丸暗記
Cのダイアトニックコード以下を見てください
C△から6番目にAm7
Am7から3番目にC△7があることを確認ください。
C△7 Dm7 Em7 F△7 G7 Am7 Bm7(♭5)→C△7へ
つまり、Cメジャー・スケールとAナチュラルマイナーは同じ音階で6番目から始まると暗く響くAナチュラルマイナーになるということです。
なんとなくヒントが!!
それでは同じように
Isn’t She LovelyではキーがC#m
3つ先のコードはEメジャーコード
つまり、Eメジャーキースケールが使えるんですね。
歌メロの構成音はEメジャースケールです。
【しかし、ココが重要!!】
Eメジャーキースケールでアドリブをとってみてください。
なんだか、合ってはいるんだけど牧歌的なアドリブになりませんか?
そうなんですね。
マイナー感が出せないんですね。
そこで、EメジャーのⅡm7といえば=F#m7=F#ドリアン!!
EメジャースケールとF#ドリアンスケールは
【全く同じ音(スケール)】なんでが、EではなくF#という2番めの音から始まる事により3度が♭して解決先が変わってきます。
先ほどのCメジャースケールを6番目から弾けばAmと合うように
2番めからドリアンにすればメジャー系がマイナースケール系に変わるんですね。
そして、Cmペンタともポジションが合うので
Cm#ペンタ+9th+13Th=
F#ドリアンが弾けてブルージーな感じが出せるんですね。
ここまで理解しておけば後は
ドリアンスケールはマイナーペンタと非常に近いので簡単に覚えられるはず。
全く同じ音、同じスケールなんですが、何番目から始まるかによって音の並ぶ順番が変わるんですね。
ただ、それだけでメロディがガラリと変わる!!
ココが音楽の奥深いところです。
ドリアン正解です【笑】
トライアド音を入れたアプローチ
③コードのトライアド音を入れたアプローチ
※トライアドの音を把握しておくと流れるような
コード進行にそった流れができます。
ちょっとトライアドに関しては紙面がなくなったのでまた
シリーズで。。。
④①~③までを気分でまぜまぜ(^O^)
混ぜて感覚で弾く!!
お役に立てれば!!
もう少し詳しくWebに書いてみます。(^o^)
コメント
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コメント (4)
「そして、Cmペンタともポジションが合うので
Cmペンタ+9th+13Th=~」というくだりですが、“C♯m”ではないでしょうか?間違っていたらすみません。
おっしゃる通りですシャープが抜けてましたね(^_^;)
修正しておきました。ありがとうございます。
Cm#ペンタ+9th+13Th=
F#ドリアンが弾けてブルージーな感じが出せるんですね。
について教えて下さい。
C#mペンタに9thと13thを加えるとC#ドリアンになると思うのですが、
C#ドリアンになっても平行調の関係で=Eメジャーとなって、F#から弾けばFドリアンになるという意味でしょうか?
Cm#ペンタ+9th+13Th=F#ドリアンがすんなりと理解できません。
maru37 さん 連絡が遅くなりました。
C♯mペンタの構成音はC♯ E F♯ G♯ Bです。9thはD♯13ThはA♯
おっしゃるようにCm#ペンタ+9th+13Thは
C♯ドリアンスケールです。
しかし、C♯ドリアンの6弦ルート、5弦ルートポジションで弾いても
いまいち、まとまり感が無いように聞こえませんか?
これは、C♯ドリアンの構成音である13ThのA♯が
C♯m7コードの構成音に無いからです。
C♯m7は通常はナチュラルマイナースケール
が構成音になります。
つまり、この曲ではキーがC♯mなのでCm#ペンタで弾けるため
+9th+13ThのC♯ドリアンで弾けると思いがちですがC♯ドリアンで弾くと一部、
合わない音があるということです。
では、このマイナーキーの曲はドリアンスケールでうまく弾けるのか?
ドリアンスケールといえばⅡm7のコード感といわれるとうにⅡm7のコード
構成音です。
しかし、Isn’t She LovelyではキーがC#mではⅡm7のコードが
見当たりません。
そこで
C♯mキー=Eメジャーキーに変換してみると
EメジャーのⅡm7はF♯ですよね。
F♯ドリアンの構成音はF♯ G♯ A B C♯ D♯ Eで
きれいに弾けるはずです。
ドリアンスケール マイナーコンバージョンという考え方を参考にしてみてください。
http://toy-music.net/blog/%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%80%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%81%84/