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- 02 長崎音楽日記, 06 DTM
- 70年代初頭、ディスコブームの到来!
長崎管理人のシュンです。
70年代の音楽シーンはエンタメ黄金期であったと云えます。
70年代のロック・ミュージックシーンは英国と米国がトップランナーとして牽引した時代です。
それは今もそう変わらない気がしますが、当時の両国から放たれる時代のポップカルチャーの影響力は、若者文化に計り知れない影響を与えました。
さてさて、70年代のイギリスではパンク旋風が吹き荒れ、アメリカは大消費国家の道を歩んでいた矢先、ベトナム戦争の事実的敗北以後、その反動とも取れる楽天的な映画、アメリカン・グラフティを代表される60年代初頭への回帰と憧れは、70年代のロック・ミュージックシーンにも多くの影を落としていたと云えるでしょう。
そんな中で、映画のサウンドトラックが大きな人気を呼んだのが76~77年頃。
その筆頭が「サタデー・ナイト・フィーバー」。
ジョン・トラボルタの真っ白のスーツで、右手を高くあげるポーズは、僕らも真似たものでした。
ビージーズの歌う主題歌は大ヒットし、日本でもディスコ・ブームが到来!
巷にはディスコ・ミュージックが溢れました。
長い前振りごめんなさい!笑
ということで、印象深いディスコミュージックをいくつかご紹介してみましょう!
アラベスク・フライデーナイト
アラベスクの音楽は当時、彼女とのドライブには欠かせない必須アイテムでした。
ブームは80年代に入ってから本格化し、当時の竹の子族の支持を得て、アラベスクの曲をかけ踊る。というパフォーマンスがメディアでも取り上げられました。^^
当時は若者文化やポップカルチャーの発信元は東京であり、僕ら地方の人間には憧れの東京でもあった時代です。アラベスクの出身は西ドイツ(当時はドイツは西と東に分断されていた。)日本人受けするルックス!そしてキャッチーなディスコサウンド!これが受けましたね。
ボニーM
日本でも大人気!ボニーM!こちらもドイツ出身です。世界的みればアラベスクより、ボニーMが完璧にビッグネームでして、イギリスでもトップ10内に入るヒットを記録しています。
アバ
ディスコミュージックと云えばやはりアバでしょう!
こちらはスウェーデン出身。70年半ばから80年初頭にかけて活躍。マドンナやレディー・ガガなどそっち系ミュージシャンへの影響を与えたユニットでも
あります。
ノーランズ
イギリス勢も負けておりませんヨ。
ノーランズはイギリス出身。日本でもアイドルであった石野真子がノーランズの曲をカバーしてました。
という感じで突如としてあらわれたディスコ・ブームは当時の若者に好意的に受け入れられ、地方でディスコを経験していない僕のような人種も巻き込んで大いに盛り上がったものでした。
↓ディスコサウンドの典型パターン。四打ち↓
DTMの世界ではディスコサウンドは今も人気が高いジャンルではないでしょうか?バスドラムの四打ちパターンにスネアとハイハットが乗る。シンセベースでルート音とオクターブ上の音を交互に「ズン・ズン ズン・ズン」とやれば、ノリノリのリズムパターンがわりとスグ組めて鳴らせるというDTM初心者の方にも作りやすいように思います。このあたりは折をみてディスコサウンドの作り方をDTM編でジックリ解説してみたいと思います。
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