デュアン・オールマンの死とクラプトンのレインボーコンサート

今回はデレクアンド・ザ・ドミノスの解散からクラプトンの前途多難なソロ活動の時代にスポットをあてて、
そして、「愛しのレイラ」の競演でクラプトンに本気でギターを弾かせた、デュアン・オールマンとは?

「愛しのレイラ」の成功から、一転、ドラッグ中毒から一時は引退を余儀なくされたクラプトンとデュアン・オールマン当時のアルバムを追います。

Eric Clapton , Rainbow Concert

デレクアンド・ザ・ドミノスの成功から一転

デレクアンド・ザ・ドミノスの解散はドラムのジム・ゴードンとの音楽的な衝突であるといわれています。
デレクアンド・ザ・ドミノスのヒットアルバム「いとしのレイラ」のアルバムは14曲中8曲がクラプトンの作品で当時のデレクアンド・ザ・ドミノス=クラプトンのバンドみたいな形になっていたようです。

ドラムのジム・ゴードンは実は「いとしのレイラ」の原曲を作曲、途中でデュアン・オールマンのギターリフが評価され途中からクラプトンが作曲した形になっていますが、作曲の印税はかなりの額がジム・ゴードンに入っているとのことです。

デュアン・オールマンの死とドラック中毒

デレクアンド・ザ・ドミノスの解散からクラプトンにとって暗黒の時代となった、70年代初期。その引き金になったのは最大のライバルでありギターを通じて深く知り合えた親友デュアン・オールマンの突然の事故死でした。

デュアン・オールマン
24歳の若さでこの世を去ったデュアン・オールマンは、2003年のビルボードが選ぶトップ100ギタリストの第2位として君臨し(同エリック・クラプトンは4位、1位はジミ・ヘンドリックスでした)

この、ショックは相当大きいかったようですが、この時期にはクラプトンの近くの人々が旅立ってゆきました。

親友ジミ・ヘンドリックスの死、クラプトンを育てた父ともいえる叔父ジャック・クラップの癌による死。
そしてジョージハリスンの妻パティへの叶わぬ片思いと追い打ちをかけたデュアン・オールマンの突然の死

このころからクラプトンは重度のドラック中毒となり、一時期第一線から身を引いた時期があります。
それでも、ジョージ・ハリスンを中心としてピート・タウンゼント、ロン・ウッド、ブラインドフェイスで一緒に活動したスティビー・ウィンウッドらの後押しでいくつかのライブと「レインボー・コンサート」というアルバムを作成しています。

レインボー・コンサート エリック・クラプトン

「レインボー・コンサート」1973年 一部では酷評されたアルバムですが
最近(1995年)ではそのロングバージョンが発売され、音質の改善とドラック中毒でボロボロの体調不良のコンサートの中で、仲間に支えられ進んで行くうちにみせるクラプトンの本能的な音楽に捧げる情熱がかいま見られる部分があって今、いちど見直される貴重なアルバムとなっています。

こちらは当時発売のLP版 40分 6曲

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1995年に発売されたレインボー・コンサート ロングバージョンは14曲収録
音質も向上。後半の曲でクラプトンのみせる復活の兆しが

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Eric Clapton / Rainbow Concert (輸入盤CD)(エリック・クラプトン)
1995/7/25 発売
アメリカ盤 収録曲:
(エリッククラプトン)
1. Layla – 6:25 *
2. Badge – 3:18
3. Blues Power – 6:03 *
4. Roll It Over – 4:38
5. Little Wing – 4:36
6. Bottle of Red Wine – 3:51 *
7. After Midnight – 4:25
8. Bell Bottom Blues – 6:25 *
9. Presence of the Lord – 5:18
10. Tell the Truth – 6:04 *
11. Pearly Queen – 4:55
12. Key to the Highway – 5:46 *
13. Let It Rain – 7:46 *
14. Crossroads – 4:19 *
* = Previously Unreleased

デュアン・オールマンとデュアンの残した音楽

スカイドッグ,デュアン・オールマン

デュアン・オールマン
アメリカ南部のブルースをルーツに持ちながらもイギリスの音楽に憧れていたデュアン・オールマンはブルースと様々な音楽の融合した幅広い音楽性をみせてくれます。
クラプトンの音楽性に大きな影響を与えたミュージシャンであることは間違いありません。
特に「愛しのレイラ」でもみせた名手と呼ばれるそのスライドギターはギターの指板やフレットそしてコードにとらわれず、自由奔放な時にはギターでいえばピックアップの上、フレットや音域からは到底使わないポジションまで使ったスライドギターで歌う・感情を表すデュアンの独自の世界を作りあげたといえます。
また、デュアン・オールマンはスライドギターが注目を浴びていますが、「愛しのレイラ」のリフはデュアン・オールマンの考案である事は知る人は少ないようです。

デュアン・オールマン
wikipediaより

ハワード・デュアン・オールマン(Howard Duane Allman、1946年11月20日 − 1971年10月29日)は、アメリカのミュージシャン、ギタリスト。

弟のグレッグ・オールマンらと結成したオールマン・ブラザーズ・バンドのリーダー、リードギタリストとして活動。セッション・ミュージシャンとしても知られ、キング・カーティスや アレサ・フランクリンをはじめ、数多くのミュージシャンの作品に参加した。デレク・アンド・ザ・ドミノスのアルバム『いとしのレイラ』ではギタリストとして重要な役目を果たしている。彼のスライドギターによる即興的な演奏は、多くのミュージシャンに多大な影響を与えたが、1971年に交通事故死した。24歳没。名前はデュアンよりも「デュエイン」とする方が原語の発音に近い。愛称は「スカイドッグ」

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第2位、2011年の改訂版では第9位。

後にデュアン・オールマンの志を引き継ぐデレク・トラックスの使っているスライドバー
デュアン・オールマンと同じ有名なコリシディンのスライドバー デレク・トラックスのサイン入り

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デュアン・オールマンの死

『フィルモア・イースト・ライヴ』が夏に発売され、バンドに初めての成功がもたらされたわずか数ヶ月後の10月29日、メイコンでの休暇中にデュアンはハーレー・ダヴィッドソンのバイクを運転中、目の前で急停止したトラックをよけようとして衝突、バイクから投げ出された。その後病院に運ばれたものの内臓損傷により数時間後に死亡した。25歳の誕生日を数週間前にしての事故であった[1]。
レスポールは日を改めることにしました。

ジミヘンドリックスが27歳で亡くなったことを考えると24歳で他界したデュアン・オールマンはほんとうに音楽界で惜しい存在だったといえます。

オールマン・ブラザーズ・バンド

デュアンの葬儀から数週間喪に服した後、残された5人のメンバーはオールマン・ブラザーズ・バンドの存続を決めた。彼らはライブを再開し、デュアンの死によって中断していたレコーディングを終わらせた。1972年2月に発売された『イート・ア・ピーチ』は2枚組でライブ曲とスタジオ曲が収録されている。

現在も存在するオールマン・ブラザーズ・バンドはこの時のデュアンへの誓いを続けているといえます。なかでもクラプトンと2000年代に共演したオールマン・ブラザーズ・バンドの若きギタリスト・デレク・トレックスはデュアンの生き写しといわれる見事なスライドギターを日本公演でもみせてくれました。

デュアン・オールマン在籍中のCD

Allman Brothers Band 1969年
ローリング・ストーン誌のジョージ・キムボールが「過去5年間に現れたこの国のベスト・バンド」
と評している1stアルバム

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1. Don’t Want You No More – 2:26
2. It’s Not My Cross to Bear – 5:03
3. Black Hearted Woman – 5:10
4. Trouble No More – 3:47
5. Every Hungry Woman – 4:15
6. Dreams – 7:20
7. Whipping Post – 5:16

オールマン・ブラザーズ・バンド/アイドルワイルド・サウス 2ndアルバム 1970年

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曲名:
(1)リヴァイヴァル
(2)キープ・ミー・ワンダリン
(3)ミッドナイト・ライダー
(4)エリザベス・リードの追憶
(5)フーチー・クーチー・マン
(6)プリーズ・コール・ホーム
(7)マイ・ブルース・アット・ホーム ※〈SHM-CD〉

そして伝説となったライブアルバム・フィルモア・イースト・ライヴ
Allman Brothers / At Fillmore East

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この3枚が、わずか24歳という短い生涯でこの世を去ったデュアンの残した数少ないアルバムであるが、
デュアンの死後、彼の音源を集めたレコードが数多く発売されている。

また、彼の伝記「Skydog」からmデュアンはオールマン・ブラザース以外でも他のアーティストのレコーディングに参加した記録がある。
しかし、神出鬼没・前触れも無くスタジオを訪れ、そこで行われている他人のレコーディングに飛び入りで参加するという癖があったらしい。
これも、デュアン・オールマンらしくカッコいい。
そしてあえてデュアンはレコードのクレジットに名前を載せなかっため、彼の参加作品を完全に把握するのは事実上不可能であるというのも伝説のギタリストらしい。

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