ロブパペン社のユニークなプラグイン。リズムギターに特化したRG

長崎管理人のシュンです。

今日はちょっと変わったVSTプラグインをご紹介してみましょう。

以前ちょっとだけ紹介したことがありましたね。リズムギターに特化したグルーヴ・プラグイン、ロブパペンRGのご紹介です。

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ロブパペンというオランダの会社からリリースされているVSTプラグインです。

DTMのコアなユーザーさんでしたら、同製品を使っている方もおられるかもですね。

ユニークでかつコストパフォーマンスが高く性能も申し分なしのVSTプラグインです。プロのレコーディングエンジニアの方にもコアなファンがいるとのこと。

DTMの制作のスキルをあげる要素の一つに(良い道具(ソフト&ハード))を使うこと!があげられます。

プロの世界は音楽に限らずですが、道具は大切な要素ですし、さまざまな良い道具があります。自分のスタイルや指向する音楽ジャンルによって、その道具を選択するというのもスキルの一つであると僕は考えています。

さて、ロブパペン社のVSTプラグイン、リズムギターに特化したグループ・プラグインであるロブパペンRG。

↓インターフェースはこんな感じです。

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↑実際にSONAR上に立ち上げた画像です。VSTプラグインでも単体では動きません。DAWを起動後、アサインすることで、起動します。

ギター系の打ち込みで一番再現が難しいのがリズムギター。そうコードストロークですね。パワーコードのダウンストロークからミュートを活かしたファンキーなカッティングなどなどMIDIによる再現は実に難しいですし、制作に多くの時間を浪費します。

で、RGの登場となる訳です。

では特徴を簡単にあげてみましょう。

(ギターモデル)

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↑クリーンなコードストローク、アコースティックのコードストローク、パワーコードなどをシュミレートしたギターモデルが搭載されていまして、即戦力な音ですね。どうもストラトキャスターのサウンドをモデリングしているようです。

(シーケンサー部)

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↑最大で32ステップのシーケンスをメジャーコード系とマイナーコード系の二種類を持ってます。

シーケンサー部とその操作は実にユニークであり、ギターを弾く方、あるいはギターを弾けない方にも最大限考慮したユーザーフレンドリーな操作が可能になってます。

入力はMIDI鍵盤が必須で、音階(C1~B1)鍵盤の低いオクターブの方にメジャーコードが割り当てられてます。つまりC1の鍵盤を押すことでCメジャーの和音を生成し、それにダウンストロークかアップストロークかゴーストノートかミュートかをRGの画面から選択すればよいのです。ダウンストロークとミュートの複数設定ももちろん可能!。

これを最大32ステップ、小節数にして2小節分打ち込めるワケです。考え方として、音符の最小単位を16分音符と考えてもらえれば解りやすいですね。ですから、1小節の入力とするなら16ステップの設定にしてやれば良いワケです。

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例えば8ビートでダウンストロークを生成するなら、なら16ステップの設定で、1,3,5,7,9,11,13,15のステップにそれぞれ、ダウンストロークなのかアップストロークなのか、ミュートするのかゴーストノートなのかの設定をすればOKなワケです。もちろん各ステップ毎にベロシティ(音の強弱)をつけられますからリアルなコードストロークが再現できるというワケです。

マイナーコードを入力するのならば、音階(C2~B2)。操作その他は前述したメジャーコードの時と同じです。

このセットで一種類。仮にAとしときましょう。

音階(C3~B3)でメジャーコードでの設定。
音階(C4~B4)でマイナーコードでの設定。
このセットで二種類目で仮にBとします。

もうおわかりですね。RGは二種類のシーケンスを持っているワケです。

(イコライザー部)

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5バンドのパラメトリック・イコライザーが搭載されてます。

(エフェクト部)

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ディレイやディストーション、リバーヴなど22種類におよぶエフェクトをアサインすることが可能でして、音も良いですね。もともとロブパペンはソフトシンセなどの専門会社ですし、オランダではヤマハみたいな存在の会社ですから悪い訳がありませんね。^^

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↑フィルター系のコントロール部

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↑モジュレーション系、ピッチ系、アンプ系のコントロール部

一見操作が面倒そうに見えますが、一つの画面で全て完結しますし、多くのサウンドがプリセットされてますので、それを呼び出してお好みでカスタマイズすれば良いですので、そう迷うことはないと思います。

さて、お値段の方ですが、1万円ちょっとです!

コストパフォーマンス高いですね。

ということでリズムギターに特化したグルーブ・プラグイン、ロブパペンRGのご紹介でした。

購入して1時間さわっただけですけど、僕が作ったデモ動画をご紹介してみましょう。以前、紹介したものと同じ動画なのですけど。汗
アコースティックギターのコードストロークをシュミレートしてみました。ご覧ください。

↑①ロブパペンRGの単体でアコースティックギターのコードストロークをシュミレートしてみました。

②①にバンドアンサンブルで鳴らしてみました。かなりリアルなアコギのシュミレートです。

興味がある方はデモ版のダウンロードもできるみたいです。こちらからどうぞ。

いかがでしたでしょうか?お手軽な価格で本格的なリズムギターに特化したグルーヴプラグイン、ロブパペンRG。ユニークかつありそうでなかったプラグインのご紹介でした。

更に詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。こちらからどうぞ。

 

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