ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンの出会い(1)

寿です。
エリック・クラプトンを語る上で避けて通れない人物、あのビートルズのジョージ・ハリスン。

今まで、分からない事も多かったジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンの数奇な運命の中での出会いと友情・葛藤・そして別れについて調べながら僕なりに書いてみたいと思います。

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ジョージ・ハリスンの元妻パティの存在が大きく、クラプトンとジョージの関係がどうなったのか?よく分からない状況だったのですが、調べれば調べる程にこの2人はお互い固い友情で結ばれていた事が分かります。

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最後まで貫いたジョージとクラプトンの友情

・ジョージ・ハリスンとの出会い
・ビートルズの曲でスターダムに登ってゆくクラプトン
・ビートルズのプレッシャーの中で心の許せる弟分としてのクラプトン
・ジョージ・ハリスンの妻パティへの恋から生まれたレイラ
・ドラッグ中毒から立ちなおさせたジョージ・ハリスンと仲間の存在
・パティを巡るジョージとクラプトンの葛藤
・パティとクラプトンの結婚と破局
・愛息コナーの死からラプトンを立ち直らせたジョージ・ハリスンの存在
・ジョージの死(日本ツアー中での永訣)
・ジョージへの追悼コンサート「コンサート・フォー・ジョージ」

大きな流れはこのようなものでしょうか。

ジョージ・ハリスンとう人間的大きな存在

ジョージ・ハリスン

追悼コンサート「コンサート・フォー・ジョージ」の主催を努めたのは、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターでもなくエリック・クラプトンでした。

そして、クラプトンはこの追悼コンサートを映画としてまとめ、初上映に日本を選んでいるのです。
その会場となった東京会場では、エリック・クラプトン自ら列席しています。

ジョージ・ハリスンにつてはビートルズの中でもレノンやマッカートニーの存在と個性があまりにも大きく
彼の事を知る機会が非常にすくなかったと思います。

クラプトンとの関係においては、
特に後半の方がよくわからなかったので文献でしらべたりして執筆したしだいですが、これを観ると最後までジョージの存在はクラプトンを見守ってあげていた大きな存在であった事に改めて気がつきました。

日本ツアー中のジョージ・ハリスンの訃報

また、ジョージとの永遠の別れは2001年この日本の地でクラプトンがツアー中でした。
場所は横浜アリーナ2001年11月29日でした。
クラプトンはこのツアーでジョージについては多くは語らず、
共作のBADGEをジョージ・ハリスンに捧げるといって演奏したそうです。

最後のワールドツアーとなる日本でクラプトンは何を思うのでしょうか?
ジョージとの思い出の曲 BADGEは演奏されるのだろうか?
という思いが脳裏にをよぎりました。

その、ジョージ・ハリスンの人間的な面をちょっと調べてみたくなりました。

今まで、音楽的な事を中心に書いて来ましたが今日はちょっと違う側面から
このジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンについて書いてみたいと思います。

調べてゆけば調べるにつれて当時知らなかった事がでてきてこの2人の関係が素晴らしいものであったという事を教えてくれました。

ジョージ・とクラプトンとローリング・ストーンズ

この2人を結びつけたのはローリング・ストーンズのキース・リチャーズだと言われています。
クラプトンの在籍中のヤードバーズはローリングストーンズの弟分として存在でライブにレコーディングに接点がありました。
そして、そのローリング・ストーンズをメジャーにしたのがジョージ・ハリスン
当のビートルズは飛ぶ鳥も落とす人気、ジョージはローリング・ストーンズをデッカレコードに推薦しメジャーデビューを果たします。
しして、そのストーンズのツアーが始まるとヤードバーズの活躍の場が出て来ました。

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若き日のキース・リチャーズ

ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンはローリング・ストーンズをはさんで最初の出会いがありました。
そして、ヤードバーズは64年にデビューしたてのビートルズの前座を努めています。

クラプトンにとって少し年上のジョージ・ハリスンは偉大な存在であったに違いありません。

「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」と「BADGE」

そして、この2人が決定的な絆となったのはいうまでもなくこの2曲
・ビートルズのホワイトアルバムに入っている
While My Guitar Gently Weeps (ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス)でギターを弾く事となります。
泣きのギターは一瞬、誰??
ここにクリームで台頭したじめたエリック・クラプトンの名を揺るぎないものとしました。
この素晴らしいリードギターのお返しに
ジョージはクラプトンと共作という形で「BADGE」を売り出し中のクリームに捧げています。

この、2曲がジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンを決定的に結びつけましたが、
当時、ビートルズのスターダムのジョージは憧れの存在であり、また、ジョージにとっては個性の強いジョン・レノンやポールマッカートニーに挟まれたビートルズの中でのプレッシャーや孤立感の中で自分にない音楽を自分の為に提供してくれるギターの神様クラプトンの存在は、心休まる真の友情を感じる存在であったようです。

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この、二人は音楽を超えても、どこに行くにも行動をともにする親密な交遊関係となってゆきます。
しかし、この親密さの中でジョージの妻であるパティに密かな恋心を抱き始めたクラプトンは苦悩することとなってゆきます。

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