ジェフ・ベック奏法 耳コピCause We’ve Ended As Lovers間奏部分

寿です。久しぶりにジェフ・ベックに関して。

以前、耳コピした時の動画ですが
間奏のベックの弾くアドリブ部分を抜き出して編集してみました。

youtubeもモノクロで雰囲気を出して、、、
哀しみの恋人達 ジェフ・ベック
Cover Copy(Jeff Beck Cause We’ve Ended As Lovers )

哀しみの恋人達の間奏部分のハムバッキングの音

哀しみの恋人達
(Cause We’ve Ended As Lovers)間奏部分ですが
ベック奏法の美味しいところ盛りだくさんです。

アルバムはブロウ・バイ・ブロウになりますが、
この時期はアームをほとんど使用せず
ギターはおそらくテレキャスターにギブソンのハムバッキングを載せた通称テレギブというギターを使っていたと思われます。

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写真はレスポールを持っていますが
この時期はこのレスポール OxBloodがトレードマークでストラトも弾いていたものの様々なギターを弾いていたようです。

1980年に福岡でジェフ・ベックの来日公演を見た時も
この、哀しみの恋人達はテレキャスターでステージの端から会場に足を出してに座ってバイオリン奏法から始まったのは印象的でした。

動画の間奏部分はハムバッキングのパワーを出すために
ストラトの音をミッドブースト機能を使い太くして演奏してみました。
※クラプトンモデルのストラトだからできたのは面白いです。

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指弾きとアームを使用する前のジェフ・ベック奏法

今のベックのトレードマークは指弾きでの繊細なニュアンスとアームを事由自在に使いこなす繊細で美しいメロディを奏でるギタリストの印象がありますが、
当時のジェフ・ベックは指弾きでアームも使わず、繊細さよりもラフで荒々しいギターに魅力を感じていました。

ピックアップした、この哀しみの恋人達の間奏部分は当時のベックの奏法として印象深いテクニックがあります。

まず、ピッキングは指でなくてピックです。
実は僕は指弾きのベックよりピック弾きのベックの時期が好きでした。

また、アームを使わず低音部分が唸るような大きなハンドビブラートを掛けていましたし、低音と高音のコンストラストの大きさが当時のベックの最大の魅力

唸るような低音のビブラートとむせび泣く高音のチョーキングこれがベックの持ち味でしたね。

それが、活かされているのがスタジオ盤のブロウ・バイ・ブロウに収められている「哀しみの恋人達」の間奏部分です。

耳コピーでどこまで再現出来たか?
わかりませんが、ぜひ「哀しみの恋人達」の間奏部分にみる
当時のベックのピック弾き&アームを使わないビブラートを聴いてみてください。


間奏2:50くらいからです。

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