「見つめていたい」 ポリスのサウンドとコードワーク

長崎管理人のシュンです。

ポリスの邦題「見つめていたい」アンディサマーズのコードワークをDTMと音楽制作の観点からご紹介してみましょう。

foto0270

↑は2008年ごろの日本公演のPRポスターのようです。^^
ポリスは1970年代後半から活躍したイギリスのバンドです。ロックにレゲエの要素などを加えた斬新なサウンドで白人の解釈によるレゲエを展開していましたね。

3ピースのバンドでしたが実力者揃い!ベース&ボーカルのスティングがバンドの要で、カーウド・エアというプログレバンドのドラマーだったスチュワート・コーブランド、ギターはアンディサマーズ。

大ヒット曲「見つめていたい」
ここでの注目はやはりギターのアンディサマーズでしょう。独自のクリアなサウンド、おそらくはコーラス系とディレイ、リバーブの空間系エフェクトを使っていると思われるのだが、非常に印象的なサウンドだ。

ポリスの「見つめていたい」
↓じゃ、聴いてみましょうか!!

 

東京管理人の松寿さんとの話題にものぼったのですが、「見つめていたい」は単純な循環コードにアドナインなどの音を加えることで、実に深みのあるなんともいえない響きのアルペジオサウンドを展開してる。

洗練されたサウンド、浮遊感漂うサウンドの秘密はきっとこの辺にあるのだろう。

ポリスの曲にはこのように非常に計算されたと思われる様式美を感じますね。ポリスの「見つめていたい」の他に「ロクサーヌ」など秀作も多いです。

曲の構成、コードワーク、バンドアンサンブルなどいわゆる「センス」の良さを凄く感じます。

 

foto0280

 

↑アンディサマーズの愛機、テレキャスターのレプリカモデル

ポリスの「見つめていたい」
独自のギターサウンドとナインス系のコードの響きがとってもイカします!センスあるなぁ、、カッコイイ!素直にそう思います。

曲|ポリス|見つめていたい|
 
[rakuten]enterking:10481700[/rakuten]
[rakuten]geoeshop:12366051[/rakuten]
[rakuten]guruguru2:11854315[/rakuten]
[rakuten]guruguru2:10816144[/rakuten]
[rakuten]ajewelry:10010530[/rakuten]
[rakuten]book:16082895[/rakuten]

<スポンサーリンク>

関連記事

コメント

    • 寿
    • 2013年 12月 14日

    寿です
    今日は福岡ですが寒いですね。東京より寒い。。。。
    ポリスの「見つめていたい」のコード進行は
    Aadd9 |F#madd9 |Dadd9 |Eadd9の繰り返しです。
    全てのコードに9thがついていますね。
    add9コードはルートの1音上をオクターブで足しているコードです。
    ルートのオクターブ上がルートから数えて8番目ですので
    その一音上が9th
    つまりコードに9thを足しているのがadd9コードです。

    ※ちなみにA9とAadd9 の違いは前者はA7に9thを足しているのに対して後者はAメジャーに
    9thを足している表記法となります。

    この、「見つめていたい」のコードから
    9thをとってしまうと
    A  F♯m  D  Eのコードになります。

    ここで、F♯mはこの曲のキーであるAのダイアとニック中の6番目のコード
    Ⅵm7のコードです。
    Ⅵm7のコードはトニックに属し(※これは後ほどどこかでレクチャーしましょう。)
    役割はキーのAの代理として使う事のできるコードです。

    つまり、この曲は解釈すれば 
    A(代理 F♯m)、D、Eのシンプルな3コードで構成されていることが分かりますね。

    どのコードにも9thを入れる事によりきらびやかな印象を与えていますね。
    そしてコードとは反対にサビまでは淡々とわりと単調な同様なメロディを奏でてメロの印象をコード感によって違った印象に聞かせているところがこの曲の凄い所です!!

    • shun kawasaki
    • 2013年 12月 15日

    ご教授ありがとうございます!
    add9はちょっとクセになりますよ。笑

    今、新曲のコード進行を

    | C  | Em  |  Fm  | Fm F#m G |

    ↑をモチーフにしたメロを思いつきました。これを展開していきます。
    ギターはまたヨロシクお願いします。Cはじまりでメロは3度のEはじまり
    でメジャーなんですがちょっと哀愁あるメロになりました。Fmが効きましたね。そのままGへもっていくのは面白くないので経過音でFmからの
    並行移動でF#mをへてGへもってきました。これを16ビートの裏から
    入るカッティングでアレンジしようかと考えてます。
    さてここからの転調展開をどうするか。。これが問題です。^^
     
    寿さんどうでしょうか!?^^ 

    • 寿
    • 2013年 12月 15日

    今、音源が無いんでなんともいえませんがFmを使った時点で転調してますので、、、、
    この進行の基本型を作って、この進行をサビに持ってくる前にもってくるのがいいかも?
    また、最後はG7にすると上手くトニック音に繋がると思います。
    16であれば
    | CM7  | Em7  |  FM7 |Dm7 G7|
    もしくは
    | CM7  | Em7  | Dm7  | G7  |
    あたりが基本型かも。。。?
     

    • shun kawasaki
    • 2013年 12月 15日

    CM7、Em、FM7 最初に思いついた進行でした。

    C、Em とあえてCをもってきてFmで転調。この場合、部分転調みたいな感じで良いのですか?メロはちょっとイイ感じですよ。

    サビでメロともにはっ!とする転調をしたいと・・・ちょっと実験的なんですけどね。お楽しみに!

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る