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音楽界のパワーシフト-1 ITリテラシー
- 2014/9/21
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- アルビン・トフラー, インターネット, コミュニケーション
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「パワーシフト」という言葉をご存知ですか?
今日はちょっと音楽と関係ない話を(^ω^)
「第三の波」という情報化社会による社会の変化を書いた著者
米国の経済学者であるアルビン・トフラーが唱えた学説です。
アルビン・トフラーの言う
「パワーシフト」の意味するところは
社会において従来の「財力」「資本力」を持つ階級が支配者となっていた時代から、ITやコミュニケーション技術を活用した「知識」や「情報力」などを持つものが社会の支配者になっていくということを学説的に説いたのもです。
「パワーシフト」の著書は
1990年に出版された「パワーシフト―21世紀へと変容する知識と富と暴力(英語版)」という書籍で
21世紀は情報化によって権力が移行し、これから起業する者や情報化社会で勝ち抜くための指針になるであろうとされました。
トフラーが唱えた事は
・戦略志向(大局を観て小さな事は行え)
・ITリテラシー志向
(創造やにはITリテラシーが必要になってくる)
というようなものです。
1990年代の米国を訪問して
僕は1994年の夏に運良く約20日間近く
アメリカで海外研修を受ける機会に恵まれました。
アメリカはニューヨークとサンフランシスコの
東西を行き来してAppleなどの企業やプリンストン大学・スタンフォード大学での研修だったのですが、テーマは「ITが変える世界」でした。
94年といえばまだ、Winndowsが3.1であり、
Macもヨチヨチ歩きでメモリ8MBくらい
映画ではジュラシックパークが93年に上映され、CG技術の進化には目を見張るものがありましたが、実際のPCはまだ能力的に全く追いついていません。
インターネットはまだ無く、Yahooも1994年、スタンフォード大学の学生によって校内の掲示板として始められたばかり。
東西冷戦の終わりでアメリカの軍事技術から解放されたIT技術を企業が社会がどう利用しようかと考えていた時代でした。
キーワードは
オンデマンド、ユビキタスなどコンセプトが先行しながらもこの時期の技術が今の世の中を作ったのは間違いなさそうです。
あれから20年
CD全盛の音楽業界、インターネットを利用した音楽配信の時代を経て
Youyubeによる今までの仕組みが根底から変わろうとしています。
Youyube音声のみでなく動画も扱える
しかも、無料であることが大きな破壊力となっています。
著作権問題はあるものの大きな波の中では飲み込まれてしまっています。
次回は
音楽におけるパワーシフトの様子を僕なりに考えてみたことを書いてみます。
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