アドリブや作曲のメロディライン作りで転調の話をしましたが、ではそもそもどのような時に転調が使えるのか?
一番簡単なのは
曲の2コーラス目やエンディングのリフレインの中で半音上がるなどの手法も転調です。

wallpaper-guitar-photo-06

しかし、なんといっても転調の魅力は
視聴者の予想を裏切る
メロディを作って一瞬「はっ」とさせて
また、元の調に戻す手法なんですね。

半音上げの転調は、曲の終盤に多いのはキーを全体にあげて緊張感を持たせてフェードアウトさせるような使い方をしますので元の調に戻すことはありません。

では、一瞬転調させて元の調に戻すには?

代表的な使い方をあげてみます。

ツー・ファイブを使った転調

まず、このやり方は基本
トニック(その曲のキーのコード)の次の音を転調させるやり方です。
サブドミナントやドミナントからは使えません。

サブドミナントやドミナントは強い進行方向がありますので転調させると基本変な方向に行ってしまします。

トニック(その曲のキーのコードは)次のコードがそのコードのダイアトニックコードでなくても進む事ができます。
つまりどこでも行けるわけです。

しかし、元にキーに戻さないと糸の切れた凧と同じで曲の収拾がつかなくなりますね。

そこで使うのがツー・ファイブ

ツー・ファイブは強力な進行方向を持っています。

Ⅱm7はⅤ7に進みやすくⅤ7は強力にトニックであるⅠ△7に進みたがります。

Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰ△7

これはマイナーコードでも同じで
Ⅱm7♭5→Ⅴ7→Ⅰm7

この2つが公式です。

それでは、話をCメジャーのキーにして転調を考えてみると
まずドミナントである強い下の2つの進行方向を考えます

・Ⅴ7→Ⅰ△7
・Ⅴ7→Ⅰm7

そして、Ⅴ7の先に来るⅠ△7かⅠm7に
元のキーのダイアトニックコードの何がしらかを入れて転調したキーを元に戻す事を考えます。

つまり、転調したのはⅤ7の一瞬でその後はⅠ△7かⅠm7にゆくのですがここではⅠ△7かⅠm7ではなくても元のキーに属するダイアトニックコードでⅤ7からの行く先を入れてやればいいんです。

わかりにくいので例を示すと

Ⅴ7を仮にA7とすれば
A7はA7から考えてⅠ△7かⅠm7に行きたがります。

本来はキーがCなのでⅠ△7=C△7かⅠm7=Cm7なのですが
A7から考えたⅠ△7はD△7かDm7となりますね。

元のキーから考えるとCのダイアトニックコードは
D△7とDm7ではDm7となります。

よって
C△7→A7→Dm7→G7→C△7

C△7(Ⅰ△7)→転調 A7(Ⅴ7)→Dm7はA7からみたⅠm7ですが
C△7からみればⅡm7としても見ることができて
Ⅱm7はC△7からみたⅤ7であるG7へ進みたがる性質を持っています。
そしてG7は元のキーであるC△7に強力に解決(進行)する性質をもちますのでこの転調が完成するわけです。

進行先を選定するとがポイントになるので自ずと以下の様な進行になるわけですね

C△7→A7→Dm7→G7→C△7

覚える公式は

Ⅰ△7→(   )→Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰ△7
(  )は転調のコードでⅡm7をトニックとしたⅤ7

C△7(トニック)
A7は次に出てくるDm7をトニックとした場合のⅤ7
Dm7はC△7(トニック)から見た
G7はC△7(トニック)から見たⅤ7
C△7はG7から導かれるコードで元のキーのトニックに戻る

ちょっと難しい内容でしたね、、、

次回は
サブドミナントマイナーを使った転調を

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