長崎管理人のシュンです。
石川鷹彦さんの思い出
僕が長崎にUターンした20代後半の想い出話です。
当時、シーケンサーと同期演奏のバンドを組んでました。本業の仕事の傍ら今では信じられないくらいの情熱を傾けてました。当時はまだバンドブームの余韻が残っていた頃で、ライブやコンテストが盛んに行われてました。僕のバンドは当時アマチュアではまだ珍しかったシーケンサーとの同期演奏でブラスセクションの担当も合わせたら総勢8名でした。そんな中、佐世保市で開催された某コンテストに出演した時のことです。ゲストミュージシャンの中にアコースティック奏者の石川鷹彦さんがいらっしゃいました。
リーハサルが終わってくつろいでいた時にナント!石川鷹彦さんに声をかけられました。「キミ、僕にギターを貸してくれないか?」というものでした。この時、石川鷹彦さんはゲストで招かれていたのですが、急きょ、飛び入りでの演奏ということになり、僕らのバンドのリハーサルを聴いていて、たまたま僕が弾いていたタカミネのギターを目に(正確には耳にしていたかな)していたのです。
石川鷹彦さんと云えば当時は、井上陽水さん、さだまさしさん、近年では長淵剛さんなどのギターアレンジやサポートギタリストとして有名。日本のアコースティツク界の重鎮的存在!そんな方に声を掛けられれば「どうぞ!!お使い下さい!!」ですよ。笑
そして、石川鷹彦さんが僕のタカミネを弾いたのです。これが同じギターの音か!!という程、イイ音で鳴ったましたし、素晴らしいテクニックに酔いしれたひと時でした。
本番が終わり、そのタカミネにサインを頂きました。「良いギターを使っているね。ちょっと低域の鳴りがいまひとつだけどね。ありがとうね。」この言葉は今も耳に残っていますね。その後、ギター談義に花が咲き、「ちょっと弾いてみろ」とのこと。恐れ多くも石川鷹彦さんの前で、即興でスリーフィンガーで3コードくらいで即興で弾きました。「指はよく動くけどリズムキープがいまひとつ」とギター指南を受けました。音楽をやっていたからこその素晴らしいひと時でした。
あれから、数十年以上・・・懐かしい想い出での一コマです。
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