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拍子(リズム)を意識したメロディ作りのアプローチ
- 2014/1/14
- 02 長崎音楽日記, 06 DTM
- 2 comments
長崎管理人のシュンです。
東京管理人の寿さんと始めた遠隔地どうしでの楽曲制作が正式スタートしました。
今後随時、時系列に制作の様子をご紹介していきます。
この初めての取組を確立させ、まだ見ぬ全国の方々とコラボ出来る環境をToy-Misicからやっていければと思います。
今回は壮大なプロジェクト!?の第一歩なのです。^^
今回のネタ振りは僕です。
地元長崎でたまに本業がらみや副業の方でCMのBGM制作やイベント曲制作の依頼などを受けるのですが、今回は本業の方で、僕が仕切っているインフォマーシャルの番組があるのですが、そこで映像とともに流す番組の顔(サウンドロゴとか言われます)になるべく曲制作を「どうせなら、まずはテストケースでやってみようじゃないか!」となりましてのプロジェクトスタートとなった次第です。ついでにDTM制作の僕流のノウハウのご紹介や、曲作りのヒントや参考になれるような記事に出来ればと思ってます。
1.まずはメロディありきのメロディ創りのアプローチ法
今回の遠隔地での共作に使う曲は既に歌詞とメロディが出来上がってます。
一応、わたくしめの作詞・作曲でございます。いえー!^^/
番組中のサウンドロゴ的な役回りの曲ですので、曲尺も1分ちょっとの短いものですがTVを観てる人の印象に残るようなアレンジにしなければなりません。もちろん、憶えやすく誰もが口づさめるメロディというのも大切な要素です。
料理にたとえますと、食材の素材がメロディ、味付けが作曲、盛り付けがアレンジとなります。メロディと作曲は同じでは?と思われるでしょう。まあ、これはいろいろな考え方があると思うのですね。あくまで(僕流)の考えでありアプローチですので、その点、ご了承ください。
メロディ・・・
例えば気分がイイ時に思わずでる「鼻歌」。これメロディですよね。つまり僕の場合、一つの曲に出来上がるまでの過程で曲の肝になる部分、曲のサビとか言われますが、そういった曲の構成の中で一番のオススメの旋律がメロディであると思ってます。断片的であってもイイんですね。この断片的に浮かんだメロディを忘れないようにスマホでアカペラで録音!(いや~、便利な時代です。)
もちろん、ピアノやギターを使って意図的にこのメロディを創ることもありますし、仕事の依頼を受けた時はこちらの方法でやることが多いのですが、一つの曲作りのアプローチとして、特にDTM制作の初心者の方にはお勧めのアプローチの方法だと思います。
この方法、自分が感動した曲のサビ部分を自分流にメロを変えて替え歌から発展させ、自分流のメロディにしてしまうなんてスーパーなことも出来ますし、全然ありです。つまりはパクリでなければ、「こうやって曲は作らないといけません。」という定義はどこにも存在していないのですから・・・
話しを戻してと・・・そして、録音したスマホのメロディを事あるごとに聴き、そのメロディに磨きをかけていきます。「こんな感じがイイな。」「あの曲のあそこのメロディが似てるので、少し変えてみよう。」とかシュミレーションを繰り返し、その度ごとにスマホで録音していきます。
これを何度も何度も事あるごとに行います。時間をおいて聴きなおすことは重要で、昨日思い浮かんだ時には「このメロ最高!」と思えたメロディが今朝聴いたら「うーむ。。イマイチやね。」みたいなことはよくあることです。悲観せずになんども口に出したり頭の中で歌ってメロディを研磨しましょう。
この方法だと、電車の中でも通勤の移動中でもメロディ作りができますよね。こんな感じで、メロディ集をスマホにストックしとくんですね。それで、さあ、曲を創るぞ!となった時に、そのスマホのメロディ倉庫から引っ張りだしてくれば良いのです。
会社帰りの電車の中で偶然、綺麗な夕日やイルミネーションが見えた!なんて時に、メロディや誰かの曲がふっと頭に浮かぶことないでしょうか? 電車の中ではさすがに鼻歌でもスマホに録音は難しいですから、頭の中で何度も歌って、電車を降りたら忘れないようにスマホに録音。笑 これですね。
2.拍子を意識してメロディを更に研磨しよう。
(メロディをリズムに乗せる)これを意識して、誰が聴いても分かるメロディに研磨しましょう。
そのアプローチですが、何度も云います(僕流)ですので、ヨロシクでございます。^^
どんなに良いメロディであってもリズムに乗っていなければ、それはただの「気持ちの悪いメロディ」でさっぱり分からないメロディになってしまいます。音楽的には変拍子なメロディと云えば適切でしょうか・・・
もちろん、僕の大好きな音楽のジャンルにプログレがあります。結構、変拍子な曲に展開したりとか難解な構成の曲があったりするのですが、これはあえて、こうやってることですので。はい。笑
さて、リズムとは・・・ ポピュラーミュージック(ロックもそうですが、、)においては、ほぼ4拍子のリズムの中で成立していると考えて差し支えないと思います。
4拍子、、1小節の中に4分音符が4つはいる譜面割のことです。4/4拍子なんていわれますね。この4拍子を意識してメロディを研磨していくのです。
難しいことではありません。両手をパンと叩いて下さい。これが1泊。両手をパン・パン・パン・パンと四回叩く。これが4泊でこれが1小節。ちなみに、両手を8回叩けば8泊でこれを1小節。これがいわゆる8ビート。
僕らが耳にするポピュラーミュージックのほとんどは8ビートのリズムで作られています。両手を8回の倍の16回叩けば16泊でこれを1小節とすれば、16ビートとなるわけです。
どうでしょうか?難しくないでしょう!
さて、メロディに話を戻しますと、メロディや曲をつくる際は、4拍子を意識してください。僕が今回考えたメロディの譜面割の一部を書いてみます。音楽的な正確な譜面は横においといて・・・笑
感覚的にリズム感をつかんで頂ければと思います。
図を観て頂ければわかると思いますが、「ようこそ」が四泊で収まってますね。ようこそのそは伸ばすので、次の小節までかかります。残りの拍は休符(音を出さないお休みです。)
そして「このへやに」は言葉が5個で1小節にはいりませんね。では、このへやの「の」と「や」を1泊の半分にすれば納まりますね。
これが拍を意識するということなんです。
言葉でリズムをとるよりは、四分音符を「タン」、8分音符を「タ」伸ばす音、この場合、付点四分音符の分、伸ばす。ですが、あんまり意識しないでも良いですね。この段階では・・^^
この「タン」「タ」でリズムを意識しながら、メロディを考えた方が良いですね。最初は詩も確定してるワケではありませんしね。頭で歌う時も「タン タ タン タ タアー」♪ みたいな感じでリズムを感じながら・・・
スマホに録音する時は思いつきの歌詞で良いので歌詞で歌った方が後からひっぱりだして曲として仕上げる時もスムーズにいくかも知れません。
最後に今回の遠隔地共作の歌詞を載せておきます。この歌詞からどんなイメージの曲を思い浮かべますか? 今後の展開をお楽しみに。。^^
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木漏れ日が さしこむ リビング 子供たちの はしゃぐ 声が溢れる
キミがいれた コーヒーの香り 幸せに満ちている
ようこそ この部屋へ
ようこそ Welcome to my home
●●● ホーム
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※●●●は会社の名称ですので、ブログ上は伏せております。^^
コメント
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メロディとリズム大切ですね。
これにハーモニー(和音)が加われば完全な曲の完成です。
今回、この曲のギターアレンジ色々と考えてみました。
ウェストコースとの明るいメジャー系のフレーズを入れたり、などなど実験的要素を取り入れてみました。
バックグラウンドの違う異質なものが混ざりあうと新しいものができるのかもですね。
ゆくゆくは、レノン&マッカートニー?
ソングライティング面白いですね!!
コメントありがとうございます! マッカートニーです。笑
新トラック今しばらくお待ちをレノンさん!!笑
コード進行を少し変えました。いわば王道の循環コードですが、、
G → C → D7
をメインにサビの最後にCmに落としてGで終了。
従来のDsus4をD7。 Cmaj7をCにしました。
ベーシックトラック、今しばらくお待ちを!^^/