コード進行による作曲アプローチその3はブルースコードです。
Ⅰ7→Ⅳ7→Ⅰ7→Ⅴ7(C7→F7→C7→G7)
では例によって筆者の力作(?)の(キーと度数一覧表)をあわせてご覧ください。
図の中のKEY=Cで説明しますね。
トニック(Ⅰ)がコードCですね。それを7thにします。C7ですね。それでトニック7thで表記が(Ⅰ7)。後、同様です。サブドミナント(Ⅳ)がコードF。それを7thに。F7となりサブドミナント7thで表記が(Ⅳ7)。ドミナント(Ⅴ)がコードG。それを7thでG7。ドミナント7thで表記が(Ⅴ7)。
なんだかゴチャゴャ? いえいえいth7コードに変えてあげるだけですね^^
C7→F7→C7→G7 です。
このコード進行こそがブルースです。
12小節で1コーラス
表題の通り12小節で1コーラスの独特な形式です。
実はこの形式をちょっと変えて、例えばAメロをブルース風にしたりとブルーステイストを活用した曲は結構、多いような気がしますね。
ブルージーな雰囲気のまま12小節の進行を更に拡張したり変形させたり・・・曲の一部をブルース風にしたり・・・さまざまな応用が効くこと思います。チャレンジしてみて下さい。
ブルースコードの特徴
ブルースコードの特徴はご説明した通り、トニック、サブドミナント、ドミナントの3コードすべてが7thコードであるということ。どこか哀愁のあるブルース独自の雰囲気をこのコード進行が与えてくれます。
またリズムが変われば、、、例えば、、、
1.スロー~ファスト
2.シャッフル~ストレートな8ビート
トニックを7thコードとしたコード進行はブルース風からロック風まで実に幅広く応用できますヨ。
P.S
後、ギター演奏ならばブルーノートの活用などで更にメジャーなのにマイナー感を与えるなどのアレンジも出来ますね。
応用範囲は広いですが、奥も深い・・だからこそ面白い。この基礎を知っておけば作曲の幅も広がることでしょう。
ブルースコードは筆者も造詣が深くありませんので(笑)サラっと流して次回はマイナーキーでの3コード。3コードのコード進行のまとめです。^^
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