ラヴェルの「ボレロ」実験的音楽

20世紀の天才音楽家といえば、
「ラヴェル」の名をあげる人が多いのではないでしょうか?

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中でもラヴェルの作曲した「ボレロ」
バレエ演者のイダ・ルビンシュタインの依頼により、スペイン人役のための
として制作された「ボレロ」
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実は解決(コード進行)のない曲として実験的に作った音楽だったということをご存知でしょうか?

進行の無い楽曲ボレロ (bolero)

寿です。今日はクラッシックの話で面白い話を
通常、音楽というものはコード進行(解決)に向かって進行するように
作られています。

これはクラッシック、ポップス、JAZZなどあらゆる音楽についても言えますね。
進行がない曲?
4小節以上あれば通常の曲ではあるはずですね。

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ボレロ (bolero)の特徴

・進展しない(進行がないんですね、同じメロディ2つの繰り返しです)
コード進行、カデンツといった進行が無く同じメロディをずっと繰り返す。

・一つのクレッシェンドから曲が出来上がっている
だんだん音が大きくなるクレッシェンドのみとういのも凄いですね

・そしてメロディを奏でる楽器は異なる調で同じメロディを弾いている
ボレロ (bolero)にはメインの調がありますが、次々とソロをとるメロディ楽器は異なる調で同じメロディを演奏しているところが凄い、、、

調が違って同じメロディを弾けば本来あうはずないじゃんんだけど。
良く聴いてみてください、各々のメロディ楽器のとるソロの調が違いますが
同じメロディです(笑)

おそらく合わせるとハモらないメロディなんでしょうが
ソロをとっている楽器の音色の違いと倍音を巧妙に計算して取り入れた手法により全体の調が狂ってるように聞こえない。
これが凄すぎる、、、

この譜面の下2行は、譜面から出る倍音(ハーモニクス)を計算して数字で示してあり
下から3行目に集約譜として実音表記してあるんですね~
上の3つは実音ですので非常に複雑な倍音と実音が混ざりあったメロディができます。

Bolero001

・リズムは一定ながらもだんだん大きくなり全体がグルーブ感につつまれる
ラヴェルはドイツの工場の騒音を音楽的だと解釈したそうです。。
まさに工場の機械の創業音をリズムにしているようでもありますが、時間と同時に
リズムの音が大きくなりグルーブしてゆくのが機械的に聞こえないところですね。

このコード進行がなく、
異なった調ので同じメロディを演奏する、
機械的なリズムはクレッシェンドしかなく徐々に大きくグルーブしてゆく

まさに今までの音楽を全部、否定した作り
そして

・最後に一瞬転調してその瞬間に終わる。。。。んです。

うーん そういわれれば、

ボレロ (bolero)のもう一度聴いてみてください
ホント小さな音、ひとつの楽器の2つのメロディの繰り返しから始まります。

なんか違和感がありながら魅力があり弾き込まれるこのボレロという曲
音楽は理論・理屈ではないことを天才ラヴェルが証明したようにも思えますが

このラヴェルがこの曲は実験的に作ったとされているのも面白い事です。

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