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ラジオという媒体の可能性|宇多田ヒカル『First Love』
- 2014/3/2
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ラジオという媒体の可能性
寿です。
今日、何気なく車を運転しているとBayFMから宇多田ヒカルの曲がずっとかかっている
ちょっと今日は作曲や作詞・プロモーションの観点からラジオについて。
宇多田ヒカル、『First Love』のラジオによるプロモーション
宇多田ヒカル、『First Love』発売15周年記念の特番だったようです。
15年前に衝撃のデビューを果たし
日本の音楽シーンに影響を与えた宇多田ヒカル
当時のプロデューサーである三宅彰さんが語っていました。
15歳の「宇多田ヒカル」さんは学業が優先で
TVに出るようなプロノーションができず、徹底的にラジオによるプロモーションを実施しいた
らいいです。
ラジオはTVやネットと違い
何となく、何かをしながら聴く媒体。
ラジオを付けてラジオに聞きかじるわけではない媒体ですね。
つまり、何かをしている人に
すんなりと受けいられる曲を流してやるというプロモーション
を徹底的にとったようです。
デビュー曲を変更「Automatic」に
これも、このラジオで聞いた話ですが
デビュー曲を変更
もともと12月にデビュー予定が7月に早まった
そのため、夏・ドライブというアクティブなシーンに合う曲に
デビュー曲を「AutoMatic」変更して大ヒット
デビュー曲の「Automatic」は
第41回日本レコード大賞「優秀作品賞」受賞。第14回日本ゴールドディスク大賞「ソング・オブ・ザ・イヤー」受賞。2000 年「JASRAC賞」金賞受賞。
Utada Hikaru – Automatic
風景や情景・感情や感動や経験を共有する音楽の力
これは、前述した何かをしているシーンのバックミュージックとして
風景や情景・感情や感動や経験を共有する背景として音楽をプロデュースするやり方そのものに当たるようです。
音楽を聴くと
その当時の情景が浮かんだり、曲を作成する時にイメージや絵・風景・情景などが浮かぶことも
音とイメージが密接に結びつく事を証明しているように思われます。
テレビの番組視聴やPCでの検索は目的があってやっていて
最近はラジオの様になんとなく。偶然に
生活の一部に入り込むような音楽を流してくれる媒体が少なくなってきたように思われますね。
MP3の音楽のダウンロードサイトが300万もの曲を用意しても何か間違った方向に進んでしまったような気がします。
松任谷由実の音楽力
人が感動を体験してその環境やバックで鳴っている音楽
また、その感動を思い出したく
その音楽を聴きたいと思いその音楽を聴く
これが、音楽の本質的なものなんでしょうね。
誰にでも音楽とともに
思い出すワンシーンがあると思います。
最期に、ラジオの役割で最もよく表現された歌詞を今、突然思い出しました。
「アンルイス甘い予感」の2番の歌詞
作詞:作曲はやっぱりこの人だったんだ、、松任谷由実
歌:アンルイス 作詞:松任谷由実 作曲:松任谷由実
確かアンルイスさんと桑名正博さんの事を歌った曲だと聞いた事があります。
素敵な歌ですね。
Wow Wow Wow
ふとつけたの カーラジオ
流れてくるのは ビーチ・ボーイズ
(夏の浜辺の夕暮れの情景が浮かびますよね、凄い歌詞力の「ふとつけたの」と英語で「Car Radio」という音の響きが流石です!! )
潮がひくように 愛も消えるって
誰が 最初 いいだしたの
私 信じない
いまから 私たちのハートは
すべりはじめるのは 甘い世界へ
Wow Wow Wow
私たちのハートは
すべりはじめるの 甘い世界へ
ラジオという媒体改めて可能性を感じました。
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2014年 3月 02日
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